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投稿日: 2012.11.12 00:00
更新日: 2018.02.16 12:42

S耐初APは大荒れ、スポットのマッハ458GT3がV


 スーパー耐久シリーズ第6戦の決勝が11日、大分県のオートポリスで行われ、玉中哲二/山野直也組が駆る555号車マッハGoGoGo車検458GT3が総合優勝を飾った。

 2012年最終戦の舞台はシリーズ初開催となるオートポリス。しかし、九州のファンが待ち焦がれた決勝日は生憎の悪天候に見舞われ、朝から深い霧がサーキット一帯を覆い、前夜の強い風でチームのテントも多数崩壊。午前10時前から予定されていたウォームアップも2度のディレイの末に中止となる波乱の幕開けとなった。

 天候はその後も回復傾向に向かわず、13時スタートの3時間耐久レースは大幅なスケジュール調整によって14時30分からセーフティカー先導による2時間レースに変更された。こうしてなんとか幕を明けた決勝も、途中から今度は雨によるコンディションの悪化で再びSCランを挟むなど、終始落ち着かない展開となった。

 その中でレースの主導権をいち早く握ったのは、今回スポット参戦を果たしたスーパーGT300でお馴染みのチームMACHが走らせるマッハGoGoGo車検458GT3だ。福岡に本拠を置く同チームは、SCラン1周目のピットストップでドライバー交代義務を果たすと、同じ周にピットインしたポールシッターの28号車PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3より前でコースに復帰、レースリーダーに浮上する。

 これでトップに立ったマッハGoGoGo車検458GT3は、2度目のSCランで後続との間に他のクラスのマシンが入る展開にも助けられ、引き続き首位の座をキープ。すると、再度強まった雨によりレースは3度目のSCが導入され、スタートから約1時間30分が経過した26周目には赤旗が出されてレースは終了。25周目時点の順位が採用された結果、マッハGoGoGo車検458GT3が総合優勝を飾ることとなった。

 ST1クラスは0.5ポイント差でランキング2位につけていたENDLESS ADVAN 380RS-Cが首位のFaust Racing Teamを抑え逆転王座を獲得。峰尾恭輔はスーパーGT300との2冠も達成した。ST2クラスは20号車RSオガワADVANランサーが優勝してチャンピオンを決定。ST3クラスは14号車岡部自動車マイロード協新計測RX-7が勝利した。

 ST4クラス優勝は339号車GPO+KOTA RACINGで、2位に入った38号車TRACY SPORTS S2000が7ポイント差を逆転してタイトルを獲得。ST5クラスは19号車BRP☆HYPER ECU C72制動屋J’Sフィットが最終戦を勝利で飾った。


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