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スーパーGTニュース

投稿日: 2011.10.15 00:00
更新日: 2018.02.16 05:25

SGTもてぎは雨の開幕に。EPSONがトップタイム


 スーパーGT第8戦ツインリンクもてぎは予選日を迎え、雨天の下、朝の公式練習が行われた。終盤コンディションが回復していく中、トップタイムをマークしたのはEPSON HSV-010。DENSO SARD SC430、S Road MOLA GT-Rとミシュラン勢が続いた。

 いよいよタイトルが決するスーパーGT第8戦ツインリンクもてぎ。しかし、迎えた予選日はあいにくの雨模様となった。午前9時45分からの公式練習では、開始直前に一時雨は止んだものの、走行開始直後からやや雨脚が強まった。

 セッション開始直後、まずトップに立ったのは今季3度のポールポジションを獲得しているDENSO SARD SC430。SC430勢が上位を占める展開となった。しかし、その後雨量が変化するごとにベストタイムも変化し、開始から30分を過ぎたあたりではヨコハマ装着のWedsSport ADVAN SC430がトップに。ADVAN KONDO GT-Rが続いた。

 ウエット路面ということもあり、序盤からウイダーHSV-010やハセプロMAイワサキaprカローラ、Rn-sports JIMGAINER F430などがスピンやコースオフを喫したが、開始56分というところの5コーナーでRn-sports JIMGAINER F430、マッハGOGOGO車検RD320Rがコースオフ。これで赤旗が提示されることになりセッション中断となった。

 10時40分に再開されたセッションは、その後もウエットのまま推移。ただ雨は止み、ラップタイムは向上。赤旗中断前にトップに立ったS Road MOLA GT-Rは1分53秒台まで入ったが、コースコンディションはさらに向上。浅溝のコンディションとなると、EPSON HSV-010が今度はトップに立った。

 残り10分というところで、コンディションはさらに好転。ストレートでは水がある部分を選んで走るマシンも出てくるほどに。このタイミングで、DENSO SARD SC430が井口卓人のドライブで1分52秒までタイムを縮めトップに。しかし、その直後にEPSON HSV-010が中山友貴のドライブでベストタイムを塗り替え、トップで公式練習を終えた。

 2番手にはDENSO SARD SC430、3番手にS Road MOLA GT-Rとミシュラン装着車が続く展開に。MOTUL AUTECH GT-Rは4番手でセッションを終えた。

 GT300クラスは、序盤HANKOOK PORSCHEがトップタイムをマークしていたものの、それを上回ったのは逆転タイトルを狙う初音ミク グッドスマイル BMW。セッション中盤の雨量の多い段階ではヨコハマ装着車が上位を占めていたが、中盤HANKOOK PORSCHEが再び2番手に。

 終盤、コースコンディションが改善したところで初音ミク グッドスマイル BMWは番場琢がベストタイムを塗り替え、そのままトップで公式練習を終えることに。HANKOOK PORSCHE、SG CHANGI IS350というトップ3となった。ランキング首位のJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458は9番手でセッションを終えた。

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