更新日: 2018.02.23 13:36
V8スーパーカーに来季メルセデスEクラスが参戦
オーストラリアV8スーパーカーシリーズに参戦するストーン・ブラザース・レーシングは19日、オーストラリアGTシリーズに参戦しているエレバス・モータースポーツと合併し、来季V8スーパーカーでメルセデスベンツAMG Eクラスを3台走らせると明らかにした。
オーストラリアで絶大な人気を誇るV8スーパーカーシリーズは、これまでホールデンとフォードという2社の対決でシリーズが展開されてきたが、2013年から新しい車両規定の“カー・オブ・ザ・フューチャー”という規定を導入。すでにこれに合わせ、ニッサンがニッサン/ニスモのサポートの下、ケリー・レーシングから4台のマシンを投入することを明らかにしていた。
19日、ストーン・ブラザース・レーシングとエレバス・モータースポーツ、そしてV8スーパーカーシリーズはメルボルンで記者会見を開き、2013年に両チームが合併。メルセデスベンツAMG EクラスをV8スーパーカーシリーズに3台投入すると明らかにした。
ストーン・ブラザース・レーシングは、1998年からフォードを使用するチームとしてV8スーパーカーで活躍してきた。一方のエレバス・モータースポーツは、オーストラリアGTシリーズにメルセデスベンツSLS AMG GT3で参戦していた。
「フォードを去る決断はとても難しかった。しかしオーストラリアの自動車マーケットは変化してきており、フォードとの長年の関係を絶ち、新たな挑戦に挑まなければならないと思ったんだ」とストーン・ブラザース・レーシングのロス・ストーン代表は語る。
新たに製作されるメルセデスベンツAMG EクラスはAMGのカスタマー・スポーツ・プログラムのサポートを得ることになるという。