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ラリー/WRCニュース

投稿日: 2016.02.26 00:00
更新日: 2018.02.17 13:10

WRCドライバー、F1のGPDAにあたる組織設立を望む


 世界ラリー選手権(WRC)に参戦するドライバーたちは、F1のGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエイション)にあたる組織『WRCDA(ワールド・ラリー・チャンピオンシップ・ドライバーズ・アソシエイション)』の設立を目指している。また、GPDA会長のアレックス・ブルツはWRCDAとの連携に意欲を示した。

 2月11日に開幕したWRC第2戦スウェーデンでは、一部のステージでドライバーたちが安全面に懸念があると強調したものの、オーガナイザーはこの意見を聞き入れなかった。そのため、ドライバーとコドライバーたちは、自分たちの意見を強く発信していく場としてWRCDAの設立を望んでいる。彼らは3月4日に開幕するWRC第3戦メキシコでWRCDAに関する議論を交わす予定だ。一方、選手権は官僚的なプロセスで物事を進める組織となっているため、関係者からはWRCDAが影響力を持つことは難しいとの意見も出ている。

 しかし、GPDA会長のブルツはドライバーによる団体が存在することに価値があると強調した。

「こういった団体は、あらゆるシステムに影響を及ぼす」とブルツ。

「なかには、ドライバーの連合が問題を生み出し、事が進むことを妨げていると考える者もいる。それは間違いだ」

「競技のあり方を変えたいと望むのであれば、ドライバーの意見をまとめる場があることはきわめて重要なんだ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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