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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2017.03.29 16:39
更新日: 2017.03.29 16:40

ERC:開幕戦アゾレスには28台のR5カーがエントリー。U27&U28も併催

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ラリー/WRC | ERC:開幕戦アゾレスには28台のR5カーがエントリー。U27&U28も併催

 ティエリー・ヌービルやアンドレアス・ミケルセンなどがタイトルを争い、王者獲得経験者のユホ・ハンニネン、ヤン・コペツキー、エサピッカ・ラッピなど、WRC世界ラリー選手権で輝くスタードライバーたちを数々輩出してきたERCヨーロッパ・ラリー選手権。その2017年シーズンが3月30日に幕を明ける。

 今季はトップカテゴリーとなるR5クラスに28台という近年最多のマシンがエントリー。さらにスカラシップ機能を持つERCジュニアの年間登録には19名のドライバーが名を連ねるなど、開幕戦アゾレス・エアライン・ラリーには総勢56台、14の国からマシンが集結する見込みとなった。

 大西洋西部、ポルトガルのサンミゲル島にHQが置かれる開幕戦は、16SS、全210.20kmの競技区間を持つグラベルラリーとなり、トップカテゴリーにはいくつかの注目チームが参戦。

 既報の通り、フランス選手権を中心に活動していたプジョー・ラリー・アカデミーがR5カーとなる2台の208 T16を投入。21歳のぺぺ・ロペスと、26歳のホセ・スアレスを起用し、ERCジュニアU28選手権登録でのエントリーとなる。このERCジュニアU28のプライズには、2018年のWRC欧州ラウンドの数戦で前世代のWRカーをドライブする権利も含まれている。

 ロペスは昨年のフランス国内選手権併催の208ラリーカップ王者で、スアレスは昨年もPRA育成ドライバーとして、ERCの数戦でプジョー208T16をドライブした。

ポルトガル、サンミゲル島のポンタ・デルガダを中心に美しいロケーションのステージが続く
ポルトガル、サンミゲル島のポンタ・デルガダを中心に美しいロケーションのステージが続く

昨季もPRA育成枠でERCに参戦したスペイン人のホセ・スアレス
昨季もPRA育成枠でERCに参戦したスペイン人のホセ・スアレス

毎年、このイベントで多くのファンから声援を集める地元のスター、リカルド・ソーザも参戦
毎年、このイベントで多くのファンから声援を集める地元のスター、リカルド・ソーザも参戦


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