「我々のチームとウォルフスブルグのVWデザインセンターが行った、素晴らしい質の仕事に改めて感謝を述べたい。このポロGTI R5がカスタマーの手に渡るまでの数カ月間に、このモデルがラリー界で伝説的な成功を収めたポロR WRCの直系であり、その性能を引き継いでいるということを、過酷なテストシナリオを乗り越えて証明しなくてはならないね」

 この新型ポロGTI R5の開発テストはすでに本格化しており、11月中旬にはフランス国内でターマックとグラベルの両路面でシェイクダウンテストを完了。引き続き、12月はイギリスでのテストプログラム継続が予定されている。

 このプロジェクト全体の責任者を務めるのは、ポロR WRCを成功に導いた立役者でもある敏腕テクニカルディレクター、“FX”ことフランソワ-クサビエ・ドゥメゾンとなり、プロジェクトマネージャーには、レースエンジニアとして世界チャンピオンのセバスチャン・オジエのポロR WRCを2013年から2016年にかけて担当したヤン・デ・ヨングが就任している。

開発責任者には”FX”ことフランソワ-クサビエ・ドゥメゾンが就任。プロジェクトマネージャーは、セバスチャン・オジェのエンジニアを務めたヤン・デ・ヨングが担当する

「このポロGTI R5は何の問題やトラブルもなく初期テストを終えた。テストドライバーたちからのフィードバックも非常に良好なものだった」と説明するデ・ヨング。

「世界選手権を連覇してきたエンジニアやメカニック、そしてウォルフスブルグのスタッフ全員の知見を総動員して開発にあたっているので、スタートから本当に高いレベルで物事が始められている。もちろん、2015年からR5カーを送り出してきたシュコダ・モータースポーツからのインフォメーションも活用しているよ」

 ここから約半年の間、厳しいテストプログラムをこなした『フォルクスワーゲン・ポロGTI R5』は、2018年の夏の終わり頃にFIAによるホモロゲーション認定を受ける予定となり、その秋にはWRC2やERCヨーロッパ・ラリー選手権などの実戦投入に向けカスタマーへのデリバリーが開始される。

カスタマーへの販売と実戦投入は、2018年の秋以降が予定されている

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