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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.02.02 15:59
更新日: 2018.02.02 16:00

WRC:ラリークロス王者クリストファーソンがスウェーデンに参戦。ボスのソルベルグと“対決”

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ラリー/WRC | WRC:ラリークロス王者クリストファーソンがスウェーデンに参戦。ボスのソルベルグと“対決”

 2017年のWorldRX世界ラリークロス選手権を圧倒的な強さで制した王者、ヨハン・クリストファーソンが、2月15~18日に開催されるWRC世界ラリー選手権第2戦スウェーデンに、シュコダ・ファビアR5で参戦する。

 2016年にも地元スウェーデンのWRCイベントに参戦した経験があるクリストファーソンだが、今回のファビアR5のようにクラス制覇が可能なポテンシャルを持つマシンでエントリーするのはこれが初めてのこと。

 ただし、クリストファーソンは今月に入ってからも本業のWorldRX2018年シーズンに向けたテストで日程が埋まっており、ラリー・スウェーデンに向けた本格的なR5車両の完熟テストをパスしなければならず、ほぼぶっつけ本番の状態でイベントに臨むという。

「2年前にこの母国の世界選手権に参戦したときは、同じファビアでもS2000規定の旧型モデルをドライブしたから、参戦クラスに対してコンペティティブなマシンとは言えなかったんだ」と振り返ったクリストファーソン。

「でもファビアR5は違う。これは第一線を戦う現役のR5カテゴリー車両だからね。ラリーに参戦してスペシャルステージ(SS)での経験を積むことは、ラリークロスのドライビング改善にもつながるだろう」

「こうしてラリーに参戦することができて本当にうれしいよ。可能ならスタートの前に1日だけテストをして、本番に挑みたいと思っている」

 2016年にスーパー2000車両で参戦した際にはクラス11位を記録しており、今回の目標は当然それを上回り、クラスでトップ10圏内に入ることをターゲットとして定めている。

「もちろん、スウェーデンのイベント3日間を通じて上位をキープし続けるのは簡単ではないだろう。でも、いくつかのステージでトップ3タイムが記録できたら最高だろうね」と、笑顔で語るクリストファーソン。

「でも一番重要なことは、SSでの走行距離を稼ぎ多くのステージを経験することだ。それこそが今回のチャレンジで最大のテーマであり、学習することが目的だからね」

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