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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2023.01.09 10:08
更新日: 2023.01.15 15:42

ダカールラリー前半戦最後のステージ8はローブが優勝。総合首位はトヨタのアル-アティヤ

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ラリー/WRC | ダカールラリー前半戦最後のステージ8はローブが優勝。総合首位はトヨタのアル-アティヤ

 1月8日、2023年のW2RC世界ラリーレイド選手権開幕戦『第45回ダカールラリー2023』のステージ8が行われ、BRXハンターT1+を駆るセバスチャン・ローブ(バーレーン・レイド・エクストリーム)が今大会2度目のステージウインを飾った。

 2週間にわたって続く過酷なラリーも折り返しを迎え、競技8日目のステージ8で前半戦が終了した。アル・ドゥワディミから首都リヤドに戻る822.94kmのルートのうち346kmのスペシャルステージ(SS)で争われたこの日は、カルロス・サインツ(チーム・アウディスポーツ)が終始好走を見せトップタイムでフィニッシュした。

 しかし、60歳のレジェンドは30km/h制限エリア内で40km/hを超える速度を出したとしてペナルティの対象に。5分のタイムペナルティを受けた結果、ステージ3番手に後退している。これにより2番手タイムを記録していたローブが繰り上がりでステージ優勝の権利を手にした。同様に3番手でフィニッシュしたナッサー・アル-アティヤ(TOYOTA GAZOO Racing)が2番手に繰り上がっている。

■大会2連覇を目指す“砂漠の王”が首位を堅持

 競技3日目のステージ3以降、総合首位の座を守り続けているアル-アティヤは、ラリーの前半戦を終えた段階で総合2番手につけるチームメイト、ヘンク・ラテガン(TOYOTA GAZOO Racing)に対して1時間03分46秒のリードを築いている。

 また、ダカールルーキーながらトップ3圏内を走るルーカス・モラエス(オーバードライブ・レーシング)に対してはさらに16分のアドバンテージを有し、ステージ8終了時点で総合5番手から4番手に順位を上げたローブとは1時間52分06秒のギャップがある。

「(ステージ8の)序盤は本当に慎重に走り、おかげで今日はノーパンクだった。後半の砂丘に到着してからは(ペースアップを図り)プッシュした」とステージ8を振り返ったディフェンディングチャンピオンのアル-アティヤ。

「僕たちは最初から総合順位でのアドバンテージを築くために頑張ってきた。(後半戦ではW2RCの)チャンピオンシップポイントを獲得するために、すべてのステージでトップ3に入りたいと思っている」

「来週は砂丘がたくさんあるので、楽しみにしている」

痛恨のスピード違反でステージウインを剥奪されることとなったカルロス・サインツ(アウディRS Q e-tron E2) ダカールラリー2023
痛恨のスピード違反でステージウインを剥奪されることとなったカルロス・サインツ(アウディRS Q e-tron E2) ダカールラリー2023
総合5番手のジニエル・ド・ヴィリエール(GRダカールハイラックスT1+)と総合4番手に浮上したセバスチャン・ローブ(BRXハンターT1+) ダカールラリー2023
総合5番手のジニエル・ド・ヴィリエール(GRダカールハイラックスT1+)と総合4番手に浮上したセバスチャン・ローブ(BRXハンターT1+) ダカールラリー2023
ダカールルーキーのルーカス・モラエス(GRダカールハイラックスT1+) ダカールラリー2023
ダカールルーキーのルーカス・モラエス(GRダカールハイラックスT1+) ダカールラリー2023
ステージ8を制したロス・ブランチ(ヒーロー450ラリー) ダカールラリー2023
ステージ8を制したロス・ブランチ(ヒーロー450ラリー) ダカールラリー2023

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