世界中で新型コロナウィルス感染拡大が止まらない中、国内モータースポーツ業界も感染拡大防止に最大限の注意を払いつつ、3月24日~25日に富士スピードウェイで全日本スーパーフォーミュラ選手権合同テストが実施されました。今回は無観客開催ではなく、関係者以外パドックへの立ち入り禁止という形での実施でした。

 初日は気温も低く、セッション開始早々にコースアウトする車両やクラッシュする車両の回収作業のために2度の赤旗が出され、約30分ほど誰もコースインできないという波乱の幕開けでした。

 そんななか、TEAM IMPULの関口雄飛は、セッション開始からそういった状況を想定し、セッション開始から赤旗が解除されるまでコースインすることなくピットにとどまり、エンジニアとセットアップの方向性とテストのプログラムを確認していました。

 関口雄飛はセッション1、1分22秒298(9番手)、セッション2、1分21秒274(9番手)で初日を終え、セットアップに関する不満を解消すべく長いミーティングでデータ解析を続けました。

 その結果、大きくセットアップを変更したトライをすることを決意し、2日目のテストに臨みました。シーズンオフのテストだからこそできるチャレンジです。

 そして迎えた2日目、セッション3は1分22秒534(19番手)と不発に終わり、改めてセットアップを変更し、セッション4は1分21秒676(5番手)という結果でまとめました。

 公式テストでは限られた時間を最大限に使うべく、2台がまったく別のプログラムでデータ収集し、予選セットや決勝セットなどを試し続けます。連続周回を続けてタイヤのグリップ力低下の限界を見極めたり、ストレートエンドでクラッチを切ってダウンフォースやドラッグの絶対値を確認するなど、豊富なテストメニューをこなします。

 さらに路面コンディションの変化や、アタックのタイミングによる差が出るため、テストのタイムだけでは本当の意味での順位は見えてこないのですが、今回の関口雄飛はテスト内容的には着実な成果を得て、まずまずの結果で2日間を終えたと思われます。

本日のレースクイーン

森谷花香もりやはなか
2026年 / スーパーフォーミュラ
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