「僕が2013年に武藤(英紀)選手とGT300でチャンピオンを取らしてもらった時に、同じホンダCR-Zで小林選手も戦っていて、僕らは勝ってないけど彼は2回も勝っている。勝てるドライバーは見渡してもなかなかいないと思うんですよ。勝つドライバーというのは必要なものをしっかりと身に付けている。その辺を自分もうまく吸収していきながら、お互いにいいところを出し合って力を見せていきたいですね」と評価している。

中山友貴と小林崇志の同期コンビで挑むTEAM UP GARAGE

 長年過ごしたARTAから離れ心機一転で臨む小林も、「理想を言えば、シリーズチャンピオンと鈴鹿10時間の完全制覇がいちばんカッコいいので全力で目指していきたいですね」と目標に掲げる。

 初めて乗るマザーシャシーのトヨタ86に対しては、「ホンダCR-ZやBMW M6で戦っていた時は、ライバル勢のマザーシャシーは正直ズルいなって思っていましたね(笑)。僕の印象としては戦闘力は高いんだろうなと思っています。25号車しか勝っていない状況ですけど、2号車も18号車も上位で戦っていましたし、一発の速さはあると思います。予選では強力なマシンですよね」

「決勝に関しては僕がヨコハマタイヤを使うのが初めてなので、どれくらいのロングランの性能があるのかわからないですけど、25号車とかを見ると戦略の幅があると思います。実際乗ってみて、どういうパフォーマンスかを判断して、適切に対処していけば戦闘力は高いと思います」と印象をコメント。

 また同期でライバルである中山への信頼も高い。

「高校3年生の時にSRS-Fに入って、その時からライバルですよね。、中山選手が首席で、僕は3番目だったんですよ。その後FCJで彼は2勝くらいして、すぐF3に上がってしまったので、なかなか同じカテゴリーで戦うことがありませんでしたね。僕がようやくGT500にステップアップした時に、一緒の舞台で戦うことになりました」

「やっかいなドライバーですよ。ライバルとして戦ってきた時は、簡単には攻略できない相手でした。そんなドライバーと組めるというのは頼もしいですし、僕としても新しい環境でタイヤやマシンも含めてわからないことが多いので、そういうところを経験してきた中山選手に聞けるというのはいい環境ですよね」と小林。

「テストは3月の合同テストからになります。GT500とかだと2月の初めからガンガン毎週のように走って開幕を迎えるんですけど、GT300なので走りこめる時間が少ないので、ちょっと不安はあります。できるだけ早いうちにしっかりタイヤに慣れて、開幕は完璧な状態で優勝をいきなり狙っていけるように、自分のパフォーマンスをあげていきたいと思います」と意気込みを語った。

 同期でライバルのふたりがどんな化学反応を起こすのかTEAM UP GARAGEの活躍に注目したい。

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