スーパーGT300クラスに参戦するArnage Racingは3月1日、同日発売のCAR GRAPHIC誌上、そしてチームの公式Facebookページで2016年の参戦体制を発表した。今季は新たにスーパーGTデビューとなる久保凛太郎を起用し、安岡秀徒がAドライバー、加納政樹はCドライバーという体制を組んだ。
オレンジとグリーンのイメージカラーで、スーパーGTには欠かせないプライベーターとして存在感を放っているArnage Racingに、期待の若手が加入する。2014年に全日本F3のF3-Nでランキング2位を獲得した久保がチームに加わることになったのだ。
久保は全日本カート、スーパーFJもてぎシリーズを経て2014年にF3に参戦。15年はポルシェカレラカップ ジャパンにTEAM KTOUCH PORSCHEから参戦しランキング3位。フォーミュラの経験もあるが、もともと「スーパーGTに出たい」という希望があり、PCCJやGAZOO Racing 86/BRZ Raceでハコレースの経験も積んできた。四輪ステップアップから4年目で、いよいよその希望を叶えることになる。
チームメイトとなるのは、PCCJの先輩でGT300クラスでも光る速さをみせ続ける安岡。また、第2戦富士、第6戦鈴鹿でのCドライバーは加納が務めることになり、GT参戦1年目の久保を支えることになる。安岡/加納のふたりは表彰台圏内に届く実力をもつだけに、心強い存在だろう。
1 2