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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.10.27 00:00
更新日: 2018.02.17 11:13

一貴「上海は攻略が難しいが、好きなサーキット」


Toyota Motorsport
Press releases

TOYOTA GAZOO Racing
実績のある上海6時間レースでの活躍に期待

2015年10月26日(月)

2015年FIA世界耐久選手権(WEC)も残り2戦。その終盤戦注目の上海6時間レースが、今週末上海国際サーキットで幕を開けます。全8戦で戦われるWECの最終3戦は、アジアの国々で開催されています。まず日本の富士スピードウェイ、次に中国の上海サーキット、そして最後がバーレーンの国際サーキットです。

TOYOTA GAZOO Racingは、この上海6時間レースにも2台のTS040 HYBRIDで臨みます。#1号車がアンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴組、#2号車がアレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ組です。TOYOTA GAZOO Racingは上海のレースでは素晴らしい成績を残してきました。2012年、2014年には優勝、2013年も技術的トラブルに見舞われるまで、圧倒的な速さでレースをリードしていました。また、セバスチャン・ブエミは昨年記録した1分48秒694というタイムで、上海国際サーキットにおけるLMP1クラスのレース・ラップレコードを保持しています。

今シーズン苦戦を強いられているTOYOTA GAZOO Racingですが、先の富士6時間レースではTS040 HYBRIDが雨の中で明らかな性能進化を見せ、アウディ、ポルシェといったライバルとの激しい戦いを展開して見せました。今週末の上海のレースでも更に力強い走りを見せてくれるはずです。

ちなみに、中国は耐久レースに関しては歴史と経験があり、2010年と2011年にズーハイ・サーキットで国際ル・マンカップ1000kmレースが開催されています。このレースが現在のWEC開催のもとになっています。そして、それぞれのレースでTOYOTA GAZOO Racingのサラザンとデビッドソンが優勝を遂げているのです。WECが始まったのは2012年。場所を現在の上海国際サーキットに移して行われました。上海国際サーキットは1周5.451km。2本の長いストレートと16個のコーナーを持つ近代的なサーキットです。

週末のカレンダーは、10月30日(金)に2回公式練習走行が行われ(午前10時30分~、午後3時30分~)、翌31日(土)には午前9時から3回目の公式練習走行、そして午後2時から公式予選が行われます。決勝レースは11月1日(日)の午前11時にスタートが切って落とされます。

TOYOTA GAZOO Racingへの皆様の熱い応援をよろしくお願いいたします。


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