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スーパーGT ニュース

投稿日: 2022.11.07 13:47
更新日: 2022.11.07 13:48

K-tunes Racing 2022スーパーGT第8戦もてぎ 決勝レポート

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スーパーGT | K-tunes Racing 2022スーパーGT第8戦もてぎ 決勝レポート

第8戦/決勝
モビリティリゾートもてぎ
2022.11.6 sun

すべてがかみあった最終戦決勝レース
6位入賞でシーズンを締めくくる

 スーパーGTの今シーズン最終戦となる、第8戦もてぎの決勝レースが、栃木県モビリティリゾートもてぎで開催されました。駆けつけた多くのモータースポーツファンの熱気の影響もあるのか、初冬というのに強い陽差しがサーキット全体を照らし、路面温度は30度以上にもなっていました。

 前日の公式予選、Q2で痛恨のスピンによって15番手という結果に終わりました。しかし、決勝レースに向けては耐久性志向のタイヤ選択をしたこと、またレースでのラップタイムも良好なことなど、追い上げを予想可能な状況にありました。

 スタートドライバーは新田守男選手。オープニングラップで2台のマシンをオーバーテイクし13番手に上がりましたが、その後は膠着状態が続き、順番手の変動はありませんでした。そして8周目、5台のマシンがリタイヤすることになった多重クラッシュが発生。さらに、その処理が終わったタイミングで2台が大破するクラッシュも発生。30分以上ものセーフティカーランとなりました。

 再スタートとなったのは20周目。K-tunes Racingはその早いタイミングで、真っ先に高木真一選手へとバトンタッチしました。

 21番手でコースに戻ると、着実にポジションを上げていきました。30周目には13番手を取り返し、36周目に10番手、全車がドライバー交代を終えた39周目に7番手となっていました。さらには他車のトラブルもあり42周目には5番手へ。しかし、その頃から徐々にペースが苦しくなり、結局6位でチェッカーフラッグを受けました。

 シーズン当初から目標としていた表彰台には届かなかったものの、想定されたプランをしっかりと遂行でき、シーズンを締めくくるに相応しいレースとなりました。

影山正彦チーム監督

「今日の決勝レース、15番手という不本意な番手置からのスタートでしたが、ふたりのドライバー、ピット作業、チームの戦略など、すべてがかみ合った結果、6位となりました。シーズンを締めくくるにふさわしいレースができたと思います。シーズン6回の入賞と、安定した成績を残すことができました。チーム関係者、スポンサーの皆さん、そして応援してくれたファンの皆さんに、深く感謝します。本当にありがとうございました」

新田守男選手

「オープニングラップで2台は抜けたんですが、その後は前でバトルしていたので、なかなか並びかけるところまで行けませんでした。それで長いセーフティカーになったわけですが、当初のプランどおりにミニマムでドライバー交代してアンダーカットする、というのがうまくいって6位入賞できました。今シーズンも応援ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします」

高木真一選手

「早めにドライバー交代したので、第2集団を走っていたマシンが次々と目の前に出てきて、当然タイヤが冷えているのでオーバーテイクしていくことができました。それが順位を大きく上げることができた要因です。最後のほうはタイヤがちょっと厳しくなってしまいましたけど、ファイナルラップでオーバーテイクもできて、シーズンの締めくくりとしてはいいレースにできた、と思います」


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