チームカガヤマは1日、7月27~30日にかけて鈴鹿サーキットで開催されるFIM世界耐久選手権(EWC)の最終戦、“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第40回記念大会の参戦体制を発表した。
2017年シーズンは新型となったスズキのGSX-R1000を使用し、5度目の鈴鹿8耐に挑むチームカガヤマ。今シーズンのライダーラインアップはチームオーナーの加賀山就臣と全日本ロードレース選手権のJSB1000クラスに同チームから参戦する浦本修充に加え、現在MotoGPのMoto2クラスに参戦しているハーフィス・シャハリンを起用する。
シャハリンは、23歳のマレーシア人ライダー。2012年のMotoGP第16戦マレーシアGPのMoto2クラスへワイルドカード参戦したときは、ウエットコンディションのなか、3位表彰台を獲得した。
2014年からはペトロナス・レースライン・マレーシアからMoto2クラスへフル参戦を開始。2017年シーズンも同チームから参戦し、37ポイントを獲得して現在ランキング14位につけてる。
チームカガヤマから鈴鹿8耐参戦が決まったシャハリンは「まずはチームカガヤマに鈴鹿8耐に出場する機会を与えてくれたことにとても感謝している」と次のようにコメント。
「鈴鹿8耐はとても大きなイベントだし、多くの有名なライダーたちが参戦しているから、今からとても楽しみにしているよ。それに加え、加賀山さんは経験豊富で、とても速く強いライダーだから、彼から多くを学びたいと思っている」
「もちろん、チーム一丸となって最高の結果を目指すよ。テストでチームに会えることを楽しみにしている」
毎年、大きな注目を集めるチームカガヤマ。5度目の鈴鹿8耐で初の優勝を手にすることができるのか。活躍に期待したい。