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投稿日: 2017.06.26 18:02

MORIWAKI MOTUL RACING 2017全日本ロード第5戦オートポリス 決勝レポート


MotoGP | MORIWAKI MOTUL RACING 2017全日本ロード第5戦オートポリス 決勝レポート

Round.5 AOUTPOLIS/JSB1000

6月25日(日)決勝レース

MORIWAKI MOTUL RACING、ディレイ、赤旗中断、波乱のレースを高橋裕紀8位、清成龍一9位でフィニッシュ

 全日本ロードレース第5戦「KYUSHU MOTORCYCLEFESTA 2017」の決勝レースが大分県:オートポリスサーキットで開催された。

 決勝レース当日も朝からウェットコンディションであったが、JSB1000クラスのウォームアップ走行時には青空がのぞいた。決勝レースは路面が乾くことを想定しながらの走行で、清成8番手、高橋10番手で決勝レースに臨む。

 JSB1000クラス決勝レースはWET宣言が出された。スタート進行のウォームアップ走行30秒前ボードが掲出された時点で視界不良のためスタートディレイ、14:30に再度サイティングラップ開始となる。

 15周に減算されて仕切り直しとなった決勝レース、予選12番グリッドからロケットスタートを決めた高橋が一気に4番手に浮上する。清成はスタートで失敗、オープニングラップを17番手で通過する。しかし、3周終了した時点で霧が発生、赤旗中断となる。

 3周終了時点の結果をレース1とし、レース1の順位でレース2のグリッドに整列する。高橋5番グリッド、清成17番グリッドで12周によるレース2がスタートした。オープニングラップ、高橋は6番手にひとつポジションダウン、清成は13番手に浮上する。

 高橋は1分51秒から52秒台前半で周回、一時9番手まで順位を落とすが8周目に1分51秒788のベストタイムを出してポジションを上げる。しかしレース終盤タイヤが厳しくなった高橋はラップタイムが53秒台にまで下がるが、背後に迫る清成をおさえて8位チェッカーを受ける。

 オープニングラップで順位を上げた清成だったがタイヤのスピニングに悩まされていた。その症状に合わせた走りをすることでラップタイムが安定、1分53秒台にまで下がったラップタイムは51秒台にまで回復、11周目には1分51秒236のベストタイムをたたき出し、目の前を行くチームメイトの高橋を追い上げるが僅かに届かず9位でフィニッシュする。

MORIWAKI MOTUL RACING 2017全日本ロード第5戦オートポリス
MORIWAKI MOTUL RACING 2017全日本ロード第5戦オートポリス

 このレースウィークはドライ、豪雨、ハーフウェット、赤旗中断、など天候に翻弄され波乱のレースウィークとなったが、高橋も清成もその時その時の状況に応じたベストな選択で前戦もてぎに次いでシングルフィニッシュを決めた。9月にもここオートポリスで開催されるのでそこに向けて貴重なデータを蓄積することができた。全日本ロードレースは次戦もてぎまで約2ヶ月のインターバルが空く。MORIWAKI MOTUL RACINGは来月開催される鈴鹿8耐に向けて集中する。


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