レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

MotoGP ニュース

投稿日: 2016.08.12 16:34

MotoGP第10戦オーストリアGPプレビュー:19年ぶりの開催地で後半戦がスタート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


MotoGP | MotoGP第10戦オーストリアGPプレビュー:19年ぶりの開催地で後半戦がスタート

 ランキング8位のイアンノーネはプライベートテストで2日間連続でトップタイムを記録、チームメイトでランキング9位のアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が2番手で続き、テストライダーとして参加したケーシー・ストーナー(ドゥカティ)も3番手につけるなど、ドゥカティ勢が好調の内にテストを終了している。

「レッドブル・リンクは、みんなにとって新しいコースだけど、7月のテストではグリップがあり、僕たちは常に速かった。僕たちのマシンに合っている。初めからバイクにはいいフィーリングがあった。これはレースに向けて非常にポジティブなことだ」とイアンノーネ。

「コースは、低いギアからの加速、ミディアムとロングのストレートといったところがボクたちのマシンにとても合っている。テストでは戦闘力が高かったけど、タイヤの消耗がとても激しかったので、ミシュランが準備するタイヤを確認する必要があるね」とドビジオーゾ。

 また、オランダGPでMotoGPクラス初優勝を記録したジャック・ミラー(マークVDS)もテストで総合4番手につけるなど好調。ミラーは2011年にドイツ選手権の125ccクラスでレッドブル・リンクでのレースを経験している。

 Moto2クラスではヨハン・ザルコ(カレックス)が通算4勝を記録してチャンピオンシップをリード。25ポイント差のランキング2位にアレックス・リンス(カレックス)、ランキング3位にサム・ロウズ(カレックス)、ランキング4位にトーマス・ルティ(カレックス)が続く。

 ザルコ、リンス、ルティは7月下旬に行なわれたレッドブル・リンクでのMoto2クラスのプライベートテストに参加。ロウズとルティはMotoGPクラスのプライベートテストでもテストを行なった。

 ランキング5位の中上 貴晶(カレックス)はドイツGPを終えて日本に帰国、プライベートテストには参加せず、レースウイーク初日が初走行となり、どのようにコース攻略するかに注目が集まる。

 Moto3クラスではブラッド・ビンダー(KTM)がランキングトップ。47ポイント差のランキング2位にホルヘ・ナバーロ(ホンダ)、ロマーノ・フェナティ(KTM)がランキング3位に続く。

 ビンダーを始めとしたKTM勢はKTMのホームコースでプライベートテストを実施。ただし、フェナティらイタリア人ライダーは、サマーブレイクの期間中、VR46モーターランチ、ミサノサーキットでトレーニングを行なった。ナバーロはカタルニアGP直後のトレーニング中に骨折した左脚の脛骨と腓骨の治療とリハビリを優先した。

 日本勢では尾野 弘樹(ホンダ)がランキング20位、鈴木 竜生(マヒンドラ)がランキング24位から後半戦をスタート。尾野はサマーブレイク中、他のホンダライダーと共に、チェコGPの開催地、ブルノサーキットでテストを行なった。


関連のニュース