今レースから後半戦のスタートなるMotoGPクラスだが、前半戦最後のドイツGPで今季3勝目を記録したマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が2位に48ポイント差をつけてランキングトップをキープしている。マルケスは昨年のイギリスGP終了後にレッドブルリンクを訪れ、RC213Vで数ラップを経験。今年のカタルニアGP後には、スポンサーでもあるレッドブルのプロモーションビデオ撮影のため、市販車のRC213V-Sで周回を重ね、コースレイアウトの確認を行なったが、ドイツGP後のプライベートテストには参戦していない。

「これまで2度、このコースを走る機会があったけど、まだ全開で走ったことがない。幾つかのセクション、ハードブレーキングからの旋回は、オースティンを思い出すけど、最終セクションは非常に速い。自分のバイクで早く走りたい」とマルケス。

 ランキング2位のホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)は、第7戦カタルニアGP以降、接触転倒、10位、15位と本来の走りをすることができずにいる。ドイツGP終了後レッドブル・リンクプライベートテストに参加したロレンソは、マシンセッティングを進めながら、トップからコンマ954秒差の2日間総合6番手のタイムを記録した。

「ライバルたちはブレーキングでの安定感、加速、トップスピードで大きなアドバンテージがある」とロレンソはテスト後に語っている。

 バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)は前半戦で3度のノーポイントが響き、トップのマルケスから59ポイント差のランキング3位。ロッシは唯一、A1リンク時代にこのコースでレース経験があるライダー。1996年には125ccクラスで優勝を収めている。プライベートテストでは1分24秒169で2日間総合6番手。「トップスピードに苦戦している。ライバルたちは非常に速い」とロッシ。

 ランキング4位にダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)。ペドロサもマルケスと共に、プロモーションビデオの撮影のためにコースの走行経験がある。

「RC213V-Sで数ラップ走った。サーキットは森に囲まれた美しい場所にあり、ショートトラックだけど、興味深い速さで、ワイドなセクション、タイトなセクションがある。最も困難なのは、走行ラインが1つしかないところ。オーバーテイクが難しいコースだと思う」とペドロサ。

 マーベリック・ビニャーレス(スズキ)はランキング5位。プライベートテストでも7番手につけていた。

「レッドブル・リンクの高速コーナーは僕たちに適していると思う。このカードで勝負するために、ベストなセットアップに仕上げる必要がある」とビニャーレスは上位をねらう構えだ。

 サテライト勢トップのポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)がランキング6位。ポル・エスパルガロは鈴鹿8耐に参戦したため、レッドブル・リンクのプライベートテストには参加していないが、8耐では見事に2連覇に貢献し、好調さを維持したまま新コースに臨む。

エクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)がランキング7位に続き、バルベラはプライベートテストで5番手を獲得するなど好調だ。

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