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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.03.07 21:24
更新日: 2019.03.08 16:36

MotoGP2019年シーズンがいよいよ開幕。参戦2年目の中上はカタールGPから好スタートを切れるか

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MotoGP | MotoGP2019年シーズンがいよいよ開幕。参戦2年目の中上はカタールGPから好スタートを切れるか

 今週末、2019年シーズンのMotoGPシリーズ(ロードレース世界選手権)が、カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで開幕する。

 開幕戦のカタールはナイトレースとして今年も開催されるが、2年前まで4日制だったが昨年から3日制にスケジュールが変更された。また、Moto2クラスとMoto3クラスの予選方式が変更され、MotoGPクラスと同様に15分ずつのQ1、Q2として行われることになった。Moto2クラスとMoto3クラスの3回のフリー走行は各40分(Moto2クラスは昨年までの45分から40分に短縮)で行われ、3回のフリー走行総合上位14名がQ2に直接進出。Q1の上位4名を加えた計18名でQ2が争われる。

 開幕戦のレースウイークは、現地時間8日(金)13時50分(日本時間19時50分)よりスタートする。

 開幕戦の舞台となるロサイルインターナショナルサーキットは、カタールの首都ドーハの郊外にある。ロサイルは2004年に建設されたサーキットで、2004年から世界GP開催コースとなり、2008年以降はナイトレースとして開催されている。コース全長は5.380kmで、1068mと長いメインストレートを持ち、左コーナー6、右コーナー10の中高速レイアウトで、マシンのハンドリングやタイヤの耐久性が重要になるコース。ブレーキングの要求レベルは中程度。

 周囲を砂漠に囲まれているため、風に飛ばされた砂がコース上に飛散することで、路面が滑りやすいことも多く、特に走り始めはグリップに悩まされることが多い。中東の砂漠地帯にあるため、年間の降水量は少ない地域だが、2009年にはMotoGPクラスの決勝が雨で一日順延された。

 2017年にもMotoGPクラスの決勝スタート直前に雨が降り、スタートディレイとなったものの、周回数を短縮してレースが実施されたことがある。このため、2018年のオフィシャルテストでは、コースに人工的に水をまき、ナイトセッションでのウエット走行のテストを行ったが、昨年はドライでレースが行われた。ただし、昨年の10月に開催されたスーパーバイク世界選手権(SBK)最終戦のカタールラウンドでは雨が降り、SBKのレース2がキャンセルされるという事態が起こった。今週末の天気予報では、天気が崩れる心配はない模様。


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