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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.06.29 22:35
更新日: 2019.06.30 09:22

クアルタラロがMotoGPオランダGPで3度目のポール獲得。マルケスは2019年シーズンで初めて1列目逃す

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MotoGP | クアルタラロがMotoGPオランダGPで3度目のポール獲得。マルケスは2019年シーズンで初めて1列目逃す

 MotoGP第8戦オランダGP MotoGPクラスの予選がオランダのTT・サーキット・アッセンで行われ、ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)がオールタイムラップ・レコードを更新するタイムで2戦連続3度目のポールポジションを獲得。マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)は2019年シーズンで初めてフロントロウを逃し、4番手。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は8番手だった。

 フリー走行3回目は気温23度、路面温度32度のドライコンディションで行われ、序盤から初日の総合トップ、マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が首位につけた。

 2番手にはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)、3番手にはファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)が続いていたが、セッション開始15分を過ぎるころにはクアルタラロが2番手に浮上。

 セッション残り時間10分となるころ、予選Q2へのダイレクト進出を目指し各ライダーが続々とタイムアタックを敢行。まずトップタイムをマークしたのはダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ・チーム)で、1分32秒580を記録する。このタイムは、これまでのオールタイムラップ・レコードを更新するものだった。

 そんななか、ここまでトップ10圏内に入ることができずにいた中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)が1分32秒890を記録すると、4番手につけた。

フリー走行3回目で4番手につけ、予選Q2へのダイレクト進出を決めた中上
フリー走行3回目で4番手につけ、予選Q2へのダイレクト進出を決めた中上

 さらに、最後のアタックではクアルタラロがペトルッチのタイムを0.109秒更新。クラルタラロが新たなオールタイムラップ・レコードを記録した。

 最終的にトップはクアルタラロ、2番手にペトルッチが続き、3番手はマルケス、4番手が中上。ビニャーレスは前日のタイムを更新できず、セッション5番手だった。

 トップ10以内に3人のヤマハライダーがつけ、Q2進出を決めるなか、バレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)はセッション14番手に終わり、Q1から予選に挑むこととなった。ロッシは自己ベストのアタックラップの18コーナーでトラックリミットをオーバーしたため、タイムが抹消となっている。

 また、チーム・スズキ・エクスターのアレックス・リンスがセッション11番手で、惜しくも予選Q2へのダイレクト進出を逃した。

 クアルタラロはフリー走行4回目もトップで終え、また、2番手にはビニャーレスがつけた。クアルタラロはフリー走行2回目を除いてトップタイムをマーク。このセッションでは3番手にリンス、4番手にマルケス、5番手にはドヴィツィオーゾが続いた。

フリー走行で一度もトップに立つことがなかったマルケス。予選でも苦戦を強いられることに
フリー走行で一度もトップに立つことがなかったマルケス。予選でも苦戦を強いられることに

■クアルタラロがレコードを更新するタイムでポール獲得


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