予選Q1は気温30度、路面温度47度のドライコンディションのもと、始まった。序盤にトップタイムをマークしたのはリンスだ。1分32秒797のタイムでトップに立つと、その翌周にはピットに戻った。

 2番手にはフランセスコ・バニャイア(プラマック・レーシング)が続く一方、リンスとともにQ1突破の有力候補であるロッシはトップから約1秒差の5番手と苦戦を強いられる。

 セカンドアタックではリンス、バニャイアがそれぞれ自身のタイムを更新。ロッシもタイムを縮めるが、リンスとバニャイアのタイムには届かない。さらにチェッカー後のラストアタックで、ポル・エスパルガロ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)が1分33秒170をマークして2番手に浮上。

 最終的に、リンスがトップをキープ。2番手のポル・エスパルガロとともにQ1突破を決めた。ロッシはトップのリンスから0.756秒差の4番手。5列目14番グリッドに沈む結果となった。

予選Q1をトップで通過したリンス
予選Q1をトップで通過したリンス

 予選Q2はマルケスのトップタイムで幕を開けた。しかしそのタイムを、Q1からQ2に進出したリンスが更新。リンスはクアルタラロがフリー走行3回目で記録したオールタイムラップ・レコードを更新する、1分32秒461をマークする。

 リンスに続くのはクアルタラロ、そしてビニャーレス。マルケスはファーストアタックを終えて、4番手、中上は11番手だ。

 セカンドアタックが始まると、ビニャーレスがリンスのタイムを更新してトップに立つ。しかしその直後、クアルタラロがビニャーレスのタイムを上回る1分32秒017をマークする。

 クアルタラロはこのタイムで、2戦連続3度目となるポールポジションを獲得。リンスやビニャーレスに更新されたオールタイムラップ・レコードを上回るタイムをマークした。2番手はビニャーレスが獲得し、ヤマハがワン・ツー。フリー走行から好調さを見せてきたふたりがそのまま予選を制する形となった。

オールタイムラップ・レコードを更新するタイムでポールポジションを獲得したクアルタラロ
オールタイムラップ・レコードを更新するタイムでポールポジションを獲得したクアルタラロ
予選2番手を獲得したビニャーレス。グリッドとしてはフロントロウに並ぶのは第2戦アルゼンチンGP以来
予選2番手を獲得したビニャーレス。グリッドとしてはフロントロウに並ぶのは第2戦アルゼンチンGP以来

 3番手を獲得したリンスは、2018年第19戦バレンシアGP以来、2019年シーズン初のフロントロウ獲得となった。5番手をチームメイトであるジョアン・ミルが獲得し、2019年シーズン、ここまで予選では苦戦していたチーム・スズキ・エクスターのふたりがトップ5以内につけた点も注目すべきだろう。

 マルケスは1コーナーでのミスもあり、セカンドアタックで3番手以上に浮上することはかなわず、最終的に4番手。2019年シーズン初めてフロントロウを逃した。中上は8番手を獲得し、明日の決勝レースを3列目から臨むこととなった。

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