オーストリアのバイクメーカーKTMは、来季からMoto3クラス、MotoGPクラスに加え、Moto2クラスにも参戦することを発表。Moto2クラスではアジョ・モータースポーツとタッグを組んで活動する。
アジョ・モータースポーツは昨年、Moto2クラスでヨハン・ザルコとともにチャンピオンを獲得している名門チーム。今季もザルコとともにMoto2クラスに参戦し、ランキング1位に着けている。
来季のライダーのラインアップにはMoto3クラスでチャンピオンを獲得したブラッド・ビンダーと、今季レオパード・レーシングからMoto2クラスにステップアップしたミゲール・オリベイラの名前が発表されている。
KTMモータースポーツの代表、ピット・バイラーはMoto2クラス参戦に関して以下のようにコメントしている。
「KTMがMoto2クラスへ参戦することで、レッドブル・ルーキーズカップからMotoGPクラスに至るまで、多くのライダーをKTMとしてサポートできる」
「WPモータースポーツはKTMの1部門として統合されている。MotoGPクラス、Moto3クラスはもちろん、Moto2クラスのマシンも我々が完全内製で作り上げているんだ」
「ブラッド・ビンダーは今年、素晴らしいシーズンを過ごしている。実力あるライダーをチームに迎えることができて光栄だよ」
「また、1年間Moto2クラスで戦ったミゲール・オリベイラをふたたびKTMファミリーの一員として迎えられることも嬉しい」
KTMはすでにMoto2クラス用のシャシーテストを開始しており、11月中旬にはビンダーとオリベイラによるテストが予定されている。
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています