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 FIM国際モーターサイクリズム連盟は2月4日、ドーピング検査で陽性反応が出ていたアンドレア・イアンノーネに関して、国際懲罰法廷(CDI)で審理が行われたと発表した。ただし現時点で裁定は発表されておらず、イアンノーネは引き続き暫定的な資格停止処分を受けている。

 2019年シーズンのMotoGPにアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニから参戦したイアンノーネは、2019年12月3日に行われたMotoGP第18戦マレーシアGP中に受けたドーピング検査で陽性反応が出たため、暫定的な参戦資格停止処分を受けている。

 イアンノーネ自身はドーピングを否定しており、再検査のためBサンプルを提出。世界ドーピング防止機構(WADA)で検査が行われたが、こちらもAサンプルと同様に陽性反応が出たという。

 そして2月4日、FIM本部でCDIによるヒアリングが行われ、3名のCDI委員とイアンノーネが出席して審理が行われた。

 この審理の結果と最終的な裁定については、現時点では発表されておらず、CDIによる審議が続いている。そのためイアンノーネは追って通知があるまで、バイクレース活動もしくはそれに付随する行為が禁止されることとなった。

 このためイアンノーネは2月7日からマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されるMotoGPオフィシャルテストに参加できない可能性が高い。

 ルーキーやテストライダー、コンセッションの優遇を受けるチームが参加することのできる2月2~4日のセパン・シェイクダウンテストでは、レギュラーライダーのアレイシ・エスパルガロ、テストライダーのブラッドリー・スミスに加えロレンツォ・サバドーリがアプリリアのマシンを走らせた。

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