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MotoGP ニュース

投稿日: 2020.03.23 16:31
更新日: 2020.03.23 16:38

全日本ロードの2020年エントリーリストが発表。JSB1000は17台、ST1000は20台が参戦

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MotoGP | 全日本ロードの2020年エントリーリストが発表。JSB1000は17台、ST1000は20台が参戦

 2020年シーズン全日本ロードレース選手権のエントリーリストが3月18日、日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)が運営するMFJ SUPERBIKE Official Fan-siteで発表された。最高峰クラスであるJSB1000クラスは、17台がフルエントリー。2020年シーズンから新設されるST1000クラスには20台が参戦する。

 JSB1000クラスは既報のとおり、ヤマハ勢は通算9度のチャンピオンに輝いた中須賀克行と、2019年にランキング3位となった野左根航汰が『YAMAHA FACTORY RACING TEAM』から参戦。ユースチームの『YAMALUBE RACING TEAM』からは、前田恵助が継続参戦となる。

 ホンダ勢は『MuSASHi RT HARC-PRO.Honda』から水野涼。伊藤真一が監督を務める新チームの『Keihin Honda Dream SI Racing』には、2019年シーズンにスーパーバイク世界選手権(SBK)を戦っていた清成龍一、そしてJSB1000クラスをカワサキで戦っていた渡辺一馬が加入する。

 1月10日、幕張メッセで開催されてた東京オートサロン2020での発表時にはTBAだった『Honda Dream RT 桜井ホンダ』は濱原颯道が継続となり、『Team ATJ』には2019年にST600クラスで戦っていた岩田悟が起用されている。2018年に全日本ロードに復帰したワークスチームのTEAM HRCは今季、フル参戦しない。

 2019年は9年ぶりにヨシムラに電撃移籍して戦った加賀山就臣だが、2020年は自チームの『Team KAGAYAMA』に戻りフルエントリーする。同チームからは2019年のJ-GP3チャンピオンである長谷川聖もST1000クラスに参戦する。ヨシムラはフル参戦しないが、津田一磨が『Baby Face POWERED by YOSHIMURA』としてエントリーしている。

 カワサキ勢は、カワサキモータースジャパンが手がけていた『Kawasaki Team GREEN』が全日本ロードから撤退することから、カワサキを駆るのは『will raise racingRS-ITOH』の柳川明のみとなる。

 そのほかのライダーはJSB1000クラスに継続参戦するが、秋吉耕佑(au・kosuke racing)と関口太郎(SANMEI Team TARO PLUSONE)は自らチームを立ち上げエントリーしている。

 そして、須貝義行(チームスガイレーシングジャパン)はアプリリアを今季も駆る。中冨伸一(HiTMAN RC甲子園ヤマハ)は唯一のダンロップユーザー。亀井雄大がHonda Suzuka Racing Team、児玉勇太がTeam Kodamaから出場することがわかっている。

 新設されるST1000クラスは、ホンダ勢は昨年の全日本ロードJ-GP2チャンピオンを獲得した名越哲平が『MuSASHi RT HARC-PRO』から、そして『日本郵便HondaDream TP』はモリワキから鈴鹿ラウンドにスポット参戦していた高橋裕紀を起用する。

 2019年J-GP2クラスのランキング2位となった榎戸育寛は『SDG Mistresa RT HARC-PRO』から、そして『Keihin Honda Dream SI Racing』にはJ-GP2のランキング3位となった作本輝介が加入している。

 また3年ぶりに全日本ロードレース復帰となるTOHO Racingは、國川浩道がエントリーしている。昨年JSB1000クラスにフル参戦していた、星野知也(TONE RT SYNCEDGE4413 BMW)、津田拓也(WestPower・S-SPORTS・SUZUKI)、清末尚樹(TEAM WITH 87 KYUSYU)はST1000クラスに移る。ほかに、J-GP2、ST600クラスに出場していたライダーやチームも、多数ST1000クラスに参戦するようだ。

 以下、2020年全日本ロードレース選手権のエントリーリスト。


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