2016年のMotoGPチャンピオン、マルク・マルケスは、ホンダはこの冬、来年1月末のオフシーズンテストまでに2017年パッケージを改善するため「さらに取り組む」必要があると考えている。
マルケスはRC213Vで3度目のタイトルを獲得したが、ヤマハやドゥカティ、またスズキといったファクトリーチームに比べ、加速で苦戦した。アグレッシブなエンジンと2016年仕様のコントロールエレクトロニクスの組み合わせに弱点があったためだ。
年間を通じてホンダがいくつか改善を進める一方、今年9月にイタリア・ミサノで初めてテストした2017年仕様エンジンの大幅な改善に期待がかかっている。
マルケスはバレンシアGP後のオフィシャルテストで新パッケージのテストに集中し、初日は4番手、2日目は2番手だった。
開発状況に「小さな改善が見られる」とし、乗り心地が「多少楽になった」としたものの、マルケスは来年1月30日のセパンでの最初のオフシーズンテストまでに、ホンダがもっと多くの改善を行うことを望んでいる。
「グリップが少し良くなったのと、燃費が多少改善されたようだ。それがポジティブな点だね」とマルケス。
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