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MotoGP ニュース

投稿日: 2022.09.25 14:47
更新日: 2022.09.25 14:52

3位表彰台獲得の佐々木歩夢「正直、悔しい。でもファンの皆さんの前でちゃんと表彰台に上がれて本当によかった」/MotoGP第16戦日本GP

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MotoGP | 3位表彰台獲得の佐々木歩夢「正直、悔しい。でもファンの皆さんの前でちゃんと表彰台に上がれて本当によかった」/MotoGP第16戦日本GP

 9月25日、2022年MotoGP第16戦日本GP Moto3クラスの決勝が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、佐々木歩夢(Sterilgarda Husqvarna Max)は3位表彰台を獲得した。

 3年ぶり開催となる日本GPはドライコンディションで決勝レースが始まった。4番手スタートの佐々木はわずか3周目で先頭に立ち、レース序盤はトップ集団を引っ張っていく。

 レース折り返し時点では、すでにトップ集団争いは4台に絞られ、16周目にはイサン・グエバラ(AutoSolar GASGAS Aspar Team)とデニス・フォッジア(Leopard Racing)、ジャウマ・マシア(Red Bull KTM Ajo)の3台が佐々木の前に出て、一気に4番手までポジションを落としてしまう。

Moto3:佐々木歩夢(Sterilgarda Husqvarna Max)/2022MotoGP第16戦日本GP 決勝
Moto3:佐々木歩夢(Sterilgarda Husqvarna Max)/2022MotoGP第16戦日本GP 決勝

 しかしその直後に、佐々木の前を走るマシアが転倒を喫したことにより、3番手にポジションを上げた。その後は前の2台に食らいつき、徐々に差を詰めていくが、そのまま3位でチェッカーを受けた。佐々木はレースを終えて次のように語っている。

「正直、悔しいです。でも、たくさんの周回をトップで走ることができました。余裕とは言わないですけど、自分でマネージメントして走りました。思ったよりも、最後の方の周回はタイヤの落ちも激しいかったのが原因です。あとはマシアが転んで、グエバラとの差が開いて、そこからフォッジアに追いつくことで精一杯でした」

Moto3:佐々木歩夢(Sterilgarda Husqvarna Max)/2022MotoGP第16戦日本GP 決勝トップ3会見
Moto3:佐々木歩夢(Sterilgarda Husqvarna Max)/2022MotoGP第16戦日本GP 決勝トップ3会見

「6周、7周前から頭に浮かんでいたものと違う感じになってしまい、最終ラップは3位だというのをわかっていたので、最後は日本のファンの皆さんを見ながら、3位でゴールしました。全体的にちょっと悔しいけれど、3年ぶりに日本のファンのみなさんの前で走って、表彰台に上がれてよかったです」と少し悔しさが垣間見える様子だったが、3年ぶりの開催となった日本GPで大勢のファンの前で表彰台を獲得したことへの喜びも語っていた。

「ファンの前でたくさんトップで走ることができて、すごく気分が良かったです。日本のファンの皆さんが自分の旗を振ってくれて、本当に力になりました。最低でも表彰台!と思っていたので、とりあえず表彰台に上がれてよかったです」

「いつも(ヨーロッパでのGP)は、ヨーロッパ人の旗しか見えないし、もううんざりなので(笑)ここ、日本で日本人みんなの前でちゃんと表彰台に上がれて本当によかったです」


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