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MotoGP ニュース

投稿日: 2017.02.17 16:41
更新日: 2017.02.17 16:45

MotoGP:スズキとアプリリアが新型カウルを導入。その効果とは?

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MotoGP | MotoGP:スズキとアプリリアが新型カウルを導入。その効果とは?

 スズキとアプリリアは、オーストラリアのフィリップアイランドで開催されているMotoGPオフィシャルテスト2日目に新しいフロントカウルをテストし、ウイングレットの代替策を明らかにした。

 外側に付けるウイングレットは2017年シーズンより禁止となるため、各マニュファクチャラーは失ったダウンフォースを取り戻すことに焦点を切り替えなければならなかった。

 先日行われたマレーシアでのセパンテストで最初に対策案を披露したヤマハに続き、フィリップアイランドテスト2日目にスズキとアプリリアがそれぞれ対策案を見せた。

 スズキはフロントカウルの横にウイングレットが内蔵されている。スズキの新型カウルはテスト終盤で登場。アンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスがテスト最終日に時間をかけて評価をするものとみられる。

「僕たちは新しいカウルを最後の2周で試すことにした」とリンス。

「でも結論がはっきりしていない。僕は10周走行したよ。普通のカウルと比べて違いがあるのは確かだ。でもこれが役に立っているのか、タイムを失っているのか短縮しているのか、といったことをもっと確認する必要がある」

「(新型カウルを装着して走行すると)前輪がより接地している感触はあった。明日もこのカウルを引き続き試すつもりだ」

 一方、アプリリアは、RS-GPのフロントカウルに2つの大きな溝があけられており、より特徴的な形をしていた。テストではアレイシ・エスパルガロが新型カウルを試し、6番手となった。


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