9月20日、都内で映画『スクランブル』の公開直前イベントが行われ、同作のイメージソングを手掛けるT.M.Revolutionの西川貴教さんがゲストとして登場した。
『96時間』『ワイルド・スピード』シリーズの製作陣が贈る最新作は、マフィアに囚われたクラシックカー専門の強盗団『フォスター兄弟』が命と引換えに、敵対するマフィアのボスが所有するフェラーリ250を一週間以内に盗み出すクライム・サスペンス。
作中には名車フェラーリ250GTOのほか、ブガッティ・タイプ575Cアトランティックやアルファロメオ158、シェルビー・コブラ、アストンマーチンV8ボランテなど、総額約75.5億円にものぼる世界屈指の名クラシックカーが多数登場する。
20日のイベントではそんな映画の劇中にも登場するフェラーリ250GTO(レプリカ)が存在感を放つなか、普段はあまり着ない色合いだというゴージャスな真紅の衣装を身に着けた西川さんがゲストとして出演。
過去には同型車が約40億円という価格で落札されたこともある名車を背に「今日のギャラとしていただけるんでしょう?」と笑いを誘いながら「近くにあるだけで緊張します」とコメントした。
アメリカとフランスの合作となる『スクランブル』は、「情景がヨーロッパだったり独自のトーンで描かれていたりと、普段よく観るハリウッド映画とは雰囲気が違いました」と同作の感想を語った西川さん。
「これだけのクルマが出てくるので、どうしてもカーチェイスにスポットが当たりがちですが、カーアクションだけでなくサスペンスだったりとか、いろいろな要素が入っている映画なので幅広い年代の方に楽しんでもらえると思います」