ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアは10月25日、東京ビッグサイトで開幕した第45回東京モーターショー2017において、プレイステーション4用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』に追加予定の架空コンセプトマシン『イソリボルタ・ザガート・ビジョン・グランツーリスモ』の実車モデルを国内初披露した。
前作の『グランツーリスモ6』からゲームに導入されている“ビジョン・グランツーリスモ(VGT)”。ニッサン、マツダをはじめ、アストンマーチン、BMWなど国内外の自動車メーカーとのコラボレーションによって、ロードカーの面影を残すGTカーからスポーツカーレースを戦うプロトタイプカーのような本格的レーシングマシンまで、メーカー毎に個性豊かなコンセプトマシンが誕生している。
そんなVGTに新たに加わることになったのは、1919年創業のイタリアン・カロッツェリアの雄、ザガートがデザインを手がけたGTカー『イソリボルタ・ザガート・ビジョン・グランツーリスモ』だ。
ダイナミックでマッスルな印象を受けるエクステリアは、1962~1970年にかけてイタリアの自動車メーカー『イソ』が製造し、レースでも活躍したGTカー『イソリボルタ』にインスピレーションを受けつつ、レーシングカーとしての性能とGTカーとしての日常使用の両立を目指したものになっているという。
ロングノーズの内部にはシボレー製エンジンを使用していたイソリボルタと同様に、アメリカンパワーのキャラウェイ製4.5リッターV8エンジンを搭載。最高出力は560馬力に達する。
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