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クルマ ニュース

投稿日: 2020.06.23 16:53
更新日: 2020.06.23 17:01

マクラーレン『720S Le Mans』発売。関谷正徳組のル・マン初優勝25周年を祝う限定モデル

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クルマ | マクラーレン『720S Le Mans』発売。関谷正徳組のル・マン初優勝25周年を祝う限定モデル

 マクラーレン・オートモーティブは6月22日、“世界三大レース”のひとつに数えられるル・マン24時間レースでの初優勝から25周年を迎えたことを記念して作られた限定モデル『マクラーレン720S Le Mans(720Sル・マン)』を発売するとアナウンスした。

 伝統の耐久レースの名が冠されたこのクルマは、1995年6月18日にJJ・レート/ヤニック・ダルマス/関谷正徳組がドライブした『マクラーレンF1 GTR』で達成された、マクラーレン初の総合優勝から2020年で四半世紀を迎えたことを記念して制作された特別仕様車だ。

 販売台数は世界限定50台。特別装備として、グロスブラックのルーフ・スクープをはじめ、優勝した59号車F1 GTRのホイールをモチーフにしたユニークな5スポークLMホイール、ゴールドカラーのブレーキキャリパー、カーボンファイバー製レーシングシート、“McLaren 25 Anniversary Le Mans”のロゴと記念プレートなどが奢らえる。

 ボディカラーはマクラーレン・オレンジとサルテ・グレーの2色から選択可能だ。また、インテリアもマクラーレン・オレンジと、ダヴ・グレーをアクセントとするビスポークのブラック・アルカンターラという異なるテーマが用意され、ボディカラーと自由に組み合わせることができる。

 ベースとなるモデルは、最高出力720psを誇る4.0リットルV8ツインターボエンジン“M840T”を車両ミッドに搭載する720S。そのパフォーマンスは0-100km/h加速2.9秒、0-200km/h加速は7.8秒、最高時速341キロに達するなど折り紙付きだ。

全車のVIN(車体認識番号)は、95年に優勝した59号車マクラーレンF1 GTRの総周回数である『298』から始まる。
全車のVIN(車体認識番号)は、95年に優勝した59号車マクラーレンF1 GTRの総周回数である『298』から始まる。

 そのマクラーレン720Sと同様に、720Sル・マンでも多くのオプションが用意されており、MSOディファインドやMSOビスポーク仕様も選択が可能となっている。また、ディフューザーやドア、リヤデッキなどをグロスフィニッシュ・ビジュアル・カーボン・ファイバー仕様に変更することができるほか、これらをパック化したサービスも適用可能とのこと。
 
 さらに、サーキット走行を想定したMSOディファインドのチタン製ハーネスバーと6点ハーネスシートベルトも装備することができ、同じくMSOディファインドによるサテンフィニッシュ・ビジュアル・カーボン・ファイバーのエアベント、ラージ・シフトパドルに加え、同仕様のインテリア・コンポーネントなどのオプションパックも選択することが可能となっている。

ボディのサイドパネルにあしらわれた“McLaren 25 Anniversary Le Mans”のロゴ​
ボディのサイドパネルにあしらわれた“McLaren 25 Anniversary Le Mans”のロゴ​
マクラーレンF1 GTRのそれを彷彿とさせる5本スポークのLMホイールが装着される。
マクラーレンF1 GTRのそれを彷彿とさせる5本スポークのLMホイールが装着される。
マクラーレン720Sル・マン(インテリア:コクピット)
マクラーレン720Sル・マン(インテリア:コクピット)
マクラーレン720Sル・マン(エクステリア:フロント、カラー:サルテ・グレー)
マクラーレン720Sル・マン(エクステリア:フロント、カラー:サルテ・グレー)
1995年のル・マン24時間で優勝した59号車マクラーレンF1 GTR(JJ・レート/ヤニック・ダルマス/関谷正徳組)
1995年のル・マン24時間で優勝した59号車マクラーレンF1 GTR(JJ・レート/ヤニック・ダルマス/関谷正徳組)


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