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クルマ ニュース

投稿日: 2021.05.28 12:46
更新日: 2021.05.28 12:47

『MINI』の3ドア/5ドア/コンバーチブル刷新。全世界統一パッケージ“トリム”も導入

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クルマ | 『MINI』の3ドア/5ドア/コンバーチブル刷新。全世界統一パッケージ“トリム”も導入

 いまや一大ファミリーに成長しているBMW傘下の『MINI(ミニ)』ブランドで、基本車種となる3ドア、5ドア、コンバーチブルが大幅刷新され、よりピュアで個性的に進化したデザインを採用。初搭載のストップ&ゴー機能付きACCやレーン・ディパーチャー・ウォーニングなど安全装備を強化し、最新コネクティビディのMINI Connectedを全車標準装備するなど機能面も大幅な進化を果たし、5月25日から発売開始となっている。

 偉大なオリジナルの意思を受け継ぎ、BMWが現代に蘇らせた『MINI』も現行で3代目を数えるが、今回はモデルライフで2度目となる改良が施され「複雑さを削ぎ落し、極限までピュアにMINIの個性を際立たせる」というコンセプトのもと、新たなエクステリア&インテリアに一新された。

 外観上の特徴となるアイコンのひとつ、ヘッドライトはLEDへと変更され全車標準装備に。それに伴いフロントグリルが大型化し、MINIの伝統的な六角形のグリルを際立たせる造形とした。さらにバンパー中央部分は従来のブラックからボディ同色に変更され、ラジエーター・グリルを囲む六角形のフレーム部分はより太くなり、MINIの個性をより強調する表情に。

 従来はフォグランプが装備されていたフロントバンパー下部には新たにエア・カーテンが採用され、前方からの空気の流れを効率よくエアインテークへ送り込むことで、デザイン性とともに空力性能も向上している。また新デザインのサイド・スカットルや、動きのある立体的なデザインが採用されたリヤバンパー下端の造形などで、よりスポーティな印象がもたらされた。

 さらに業界初のコンセプトを用いた“マルチ・トーン・ルーフ”も新たにラインアップされ、グラデーション・デザインを用いて車両前方には深みのあるソール・ブルー、中央部分に移動するにつれ明るいパーリー・アクア、さらに後方部分は濃い色のジェット・ブラックへと徐々に変化する。

 これはMINIが生産されるオックスフォード工場の塗装技術により実現したもので、各々の塗料が乾ききる前に塗り重ねていくウエット・オン・ウエット塗装を採用。これにより1台1台で微妙に表情が変化するため、MINIブランドのコンセプトでもある“カスタマイズ性”のある唯一無二の1台を作り上げることが可能となる。

 一方のインテリアでは、タッチ操作が可能な8.8インチ・ワイドカラーのセンターディスプレイが全車標準装備となり、デジタル表示のマルチ・ディスプレイ・メーター・パネルが“ONE”を除く全モデルに搭載された。

 このディスプレイによりスイッチ類も含めてフラットなデザインとなり、表示レイアウトも含めモダンな印象に変更され、より現代的な室内空間に。また表示方法をドライバーの気分に応じてブルーを基調とした落ち着きのある雰囲気を演出する“ラウンジ・モード”や、ゴーカート・フィーリングを視覚的に演出する“スポーツ・モード”に変更することも可能となっている。

業界初のコンセプトを用いた“マルチ・トーン・ルーフ(左端)”も新たにラインアップされた
業界初のコンセプトを用いた“マルチ・トーン・ルーフ(左端)”も新たにラインアップされた
新デザインのサイド・スカットルや、動きのある立体的なデザインが採用されたリヤバンパー下端の造形などで、よりスポーティな印象がもたらされた
新デザインのサイド・スカットルや、動きのある立体的なデザインが採用されたリヤバンパー下端の造形などで、よりスポーティな印象がもたらされた
機能面でもMINIブランドとして初搭載のレーン・ディパーチャー・ウォーニングや、アクティブ・クルーズ・コントロールには初めてストップ&ゴー機能を実装
機能面でもMINIブランドとして初搭載のレーン・ディパーチャー・ウォーニングや、アクティブ・クルーズ・コントロールには初めてストップ&ゴー機能を実装

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