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クルマ ニュース

投稿日: 2021.06.02 14:55
更新日: 2021.06.02 12:44

BMW、FF化を果たした『1シリーズ』の装備を強化。ACCや電動メモリーシートを標準化

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クルマ | BMW、FF化を果たした『1シリーズ』の装備を強化。ACCや電動メモリーシートを標準化

 現行で3代目となる『BMW 1シリーズ』が仕様変更を受け、人気の高いオプション装備品を新たに標準装備としつつ、新たな価格設定で登場。この最新型からFFプラットフォームを採用し、より広くなった室内空間に加えて日本初導入となるタイヤスリップ・コントロール・システム(ARB)など高い機能性はそのままに、6月1日より発売開始となっている。

 2004年に誕生した初代『BMW 1シリーズ』から、ブランド史上最小モデルながら“駆け抜ける歓び”を備えたFRモデルとして高い評価を得てきた同車は、この2019年投入の最新世代でいよいよFFモデルへと転換。

 傘下ブランドのMINIなどで蓄積した前輪駆動の技術ノウハウを活用し、このセグメントで必須事項ともなるユーティリティ性能の大幅な引き上げを狙いつつ、BMWの走りの世界観を損なわないよう最新のダイナミクス技術も導入された。

 その代表格と言えるARBは、エンジン・コントロール・ユニットにより直接スリップ状況を感知し、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)を経由することなく、以前より約3倍の速さで信号を直接エンジンに伝達。前輪駆動車特有のコーナリング時に車両が外側に膨らんでしまう現象(アンダーステア)を大幅に抑制し、より俊敏な走りを実現した。

 今回はそんな『BMW 1シリーズ』で人気のオプション装備を標準装備化することで、快適性やデザイン性を向上させると同時に、充実した装備内容に対して魅力的な価格設定に改められた。

 追加で標準装備となったのは、アクティブ・クルーズ・コントロールやオートマチック・テールゲート・オペレーション、前席の電動フロントシートで、運転席にはメモリー機能も搭載。

 さらに1499cc直列3気筒直噴ガソリンターボ(140PS/220Nm)を搭載する118iでは、運転支援機能として新たにレーン・チェンジ・ウォーニング、後部衝突警告機能、クロス・トラフィック・ウォーニング(リヤ)、スピードリミット情報表示機能が追加されたドライビング・アシストも標準装備とし、全グレードへの実装が完了した。

追加で標準装備となったのは、アクティブ・クルーズ・コントロールやオートマチック・テールゲート・オペレーション、前席の電動フロント・シートで、運転席にはメモリー機能も搭載
追加で標準装備となったのは、アクティブ・クルーズ・コントロールやオートマチック・テールゲート・オペレーション、前席の電動フロント・シートで、運転席にはメモリー機能も搭載

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