12月16日、マツダは同社の小型オープンスポーツ『ロードスター』および『ロードスターRF』の商品改良を行い、全国のマツダの販売店を通じて予約を開始した。
ロードスターは、1989年に初代モデルがデビューして以来、4代にわたってふたり乗り小型オープンスポーツカーとして異例となる110万台以上を販売し、ユーザーの期待を超える感動、そしてクルマを楽しむ文化の発展のために、継続して進化し続けてきたモデルだ。
今回の改良では、現行モデルとなる4代目ロードスターのコンセプト『人生を楽しもうー“Joy of the Moment, Joy of Life”（ジョイ・オブ・ザ・モーメント、ジョイ・オブ・ライフ）』をさらに深めることを目指した改良が行われ、ユーザーたちの多様な価値観やライフスタイルに合わせ、ふたつの特別仕様車とひとつの新機種が追加されている。
ふたつの特別仕様車は、ロードスターの原点に立ち返り、“軽いことによる楽しさ”を追求した最軽量グレードの“S”から、さらなるバネ下重量の低減と、軽さを活かしたシャシーとエンジンの専用セッティングによって、より軽やかで気持ちの良い人馬一体感を提供する『990S（キュー・キュー・マル・エス）』と、ダークブルー幌と黒革内装を組み合わせたクールで都会的な『ネイビー・トップ』を追加。
そして、上質な『テラコッタ』の内装色を新設定したロードスターRFの新機種『テラコッタ・セレクション』が新機種として追加され、より豊かなロードスターとの日常を提供するとしている。
また商品改良では、ロードスターの基本とも言える“人馬一体”の走りの楽しさをさらに高める新技術『キネマティック・ポスチャー・コントロール』がロードスター全モデルに導入されている。
このキネマティック・ポスチャー・コントロールは、日常域でスムーズに動くロードスターのサスペンション構造を活かしながら、ハイスピードのコーナリングにおいてより一体感があり、より安定した旋回姿勢を実現する新技術だという。
クルマを楽しむ文化の発展のために進化し続けるロードスター。今回追加された各モデルの価格は、990Sが289万3000円、ネイビー・トップが319万1100円、テラコッタ・セレクションが382万5800円（いずれも消費税込）となり、発売は1月中旬が予定されている。詳細についてはマツダの公式ホームページ（https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/）まで。
