8月5日(日)、ツインリンクもてぎにて夏のお祭りとして年に一度開催されるK-TAIに、2回目の参戦を果たした(どのようなレースかは過去記事を参照→/domestic/48858)。気持ちに若干の余裕ができたのか、今年は気づくことや学ぶことが多く、特に走行面では劇的改善が見られた。
昨年は初参戦ということもあり、装備を揃えるところからスタートしたが、今回はその点を気にする必要はほぼ皆無となり、準備作業は拍子抜けするほどスムーズに進んでいった。
レーシングスーツやヘルメット、ブローブやシューズに加え、K-TAIではチーム内でリブプロテクターが最低2セット必要であり、ネックガードなども推奨装備品。
その大半を一気に揃えることとなると、普通のサラリーマンにとっては財政面が厳しいこととなるが、一式を揃えてしまえば気をつけるのは各装備に設けられる規格の使用期限のみ。あらゆる面でのハードルがとたんに下がる印象だ。
また、いうまでもなく初参戦時とは心構えや気持ちの面でも変化が表れる。事前にマニュアルや手引書を読んでいたとしても、当日の時間の流れや自分たちのピットの位置などによって、個々の確認や微調整は必ず必要となるもの。
それが2回目ともなると、「あぁ、あの件ね!」と大半があっさり解決。慌てふためくシチュエーションは大げさではなく8割減といったところだ。
2回目以降の参加がこれほど手軽なのであれば、初参戦時の投資もあっさり消化できる。実は昨年、この事前準備に少々面食らったのだが、モータースポーツへの参加のチャンスが目の前にあるのであれば、それに乗っからないという理由が今や見つからなくなった。