更新日: 2024.04.12 03:08
高木真一率いるバイオニックジャックレーシングが2024年参戦体制を発表。今季も3カテゴリーで王座を目指す
4月11日、スーパーGT・GT300クラスなどで活躍するレーシングドライバーの高木真一が率いるBionic Jack Racing(バイオニックジャックレーシング)が、2024年シーズンの参戦体制を発表した。
高木のニックネームである“Bionic Jack”をエントラント名に採用する同チームは昨シーズン、FIA-F4選手権とPCCJポルシェカレラカップジャパン、FRJフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップという3つのカテゴリーに参戦。このうちFRJで起用した小川颯太がドライバーズタイトルを獲得している。
また3名のドライバーを起用したFIA-F4では、メーカー直系チームであるTGR-DC Racing SchoolとHondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクトに次ぐチームランキング3位を獲得するなど競争力を発揮した。
チームは来る2024年シーズンに向け、この3つのカテゴリーに継続参戦することをアナウンス。挑戦7年目を迎えるFIA-F4ではスーパーFJ鈴鹿・岡山でシリーズチャンピオンに輝いた白崎稜と、2022年にPCCJプロ・アマシリーズで王者となったIKARIを起用し、ワークス撃破を目指す。
FRJでの目標は、昨年惜しくも逃したチームタイトルを加えてのダブルチャンピオン獲得だ。これを実現するためチームは今季、17歳のオーストラリア人ドライバー、ジェシー・レイシーを新たに迎えた。
PCCJは先週末、F1日本グランプリのサポートレースにてIKARIとの10年目のシーズンがスタートした。ディフェンディングチャンピオンとして迎えた昨季はランキング3位に甘んじたIKARIだが、チャンピオン奪還に燃える男は4月7日(日)に鈴鹿サーキットで行われた今季開幕戦でプロ・アマクラス3位を獲得。2年ぶりのチャンピオン獲得に向けて上々と言えるシーズンのスタートを切っている。
■FIA-F4選手権
エントラント名:Bionic Jack Racing
チーム代表:高木真一
車両名:Bionic Jack Racing
ドライバー:97号車 白崎稜、98号車 IKARI
■PCCJポルシェカレラカップジャパン
エントラント名:Bionic Jack Racing
チーム代表:高木真一
車両名:Bionic Jack Racing
ドライバー:98号車 IKARI
■FRJフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ
エントラント名:Bionic Jack Racing
チーム代表:高木真一
チーム監督:岡澤優
車両名:G FORCE F111/3
ドライバー:53号車 ジェシー・レイシー