トップを走る高星の後方では、パロウが6周目に大津に接近。しかし、大津は勝負どころをきっちりおさえていく。そのバトルを後目に、高星は「マシンバランスはあまり良くなかった」というマシンながら、しっかりと15周のレースを走りきり、今季7勝目をマーク。鈴鹿ラウンドで失いかけた流れをラッキーもありながら取り戻した。
2位は大津で、第6戦富士に続く最高位タイを記録。今回家族を日本に招いているパロウは3位表彰台で第12戦を終えた。4位は阪口、5位は三浦という結果に。宮田は6位でレースを終えている。
F3-Nは、オープニングラップはアレックス・ヤン(HuaJiangHU F3)が制したものの、予選でベストタイム&セカンドベストタイム抹消となったDRAGON(B-Max Racing F306)が3周目にトップに浮上。植田正幸(Rn 山下製作所 F308)、ヤンと続く展開となる。
今季F3-NをリードしているDRAGONは、最後まできっちりとリードを守りこちらも今季7勝目を記録。2位のバトルは途中ヤンが先行したものの、植田が14周目の1コーナーで再逆転。植田が2位、ヤンが3位という結果となった。
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