2015〜17年に、FIA-F4で戦った河野駿佑が、2018年は全日本F3選手権にステップアップすることになった。チームは父・河野高男代表率いるRSファインで、メルセデスベンツ414エンジンを積む。
河野は2014年にスーパーFJ鈴鹿シリーズのチャンピオンを獲得したほか、SRS-F鈴鹿サーキットレーシングスクール フォーミュラを経て、2015年からFIA-F4に参戦。15〜16年は初音ミクカラーで、17年はHubAutoカラーのマシンで参戦し、激戦区のFIA-F4で毎年のようにランキングで10位以内につけてきた。また、スーパー耐久をはじめさまざまなレースにも参戦し、経験を積んでいる。
そんな河野が、2018年は全日本F3選手権に挑むことになった。チームはRSファインで、ダラーラF318に、日本でも2017年から供給がスタートしたメルセデスベンツ414エンジンを積むパッケージだ。
カラーリングや車名等はまだ発表されていないが、ふだんスーパーGT300クラスのGOODSMILE RACING & Team UKYOではメカニックとしても在籍するRSファインだけに、勝手知ったる環境で初年度のF3に集中することができそうだ。チームは今後、3月13〜14日に行われる全日本F3合同テストに参加する予定だが、河野によれば車両が間に合わない可能性もあるとのこと。
「2018年、全日本F3選手権に参戦することになりました。ずっとステップアップしたかったF3で戦うことができることになり、嬉しく思っております。まずはこうして参戦発表することができることをスポンサー様、チームをはじめご支援ご声援いただいている方々に感謝しています」と河野。
「初のF3となりますが、まだまだ未知のところも多いです。チームと協力し良いクルマも作り、やるからには優勝、そしてチャンピオンも目指します。2018年も河野駿佑の応援どうぞよろしくお願いします！」
なお、今後個人スポンサーの募集を開始するとのこと。詳細は後日河野のブログ、Twitterでアップされる予定だ。
河野駿佑ブログ：http://ameblo.jp/shunsuke0912/
Twitter：@shun_1100
エントラント：RS FINE
ドライバー：河野 駿佑
メンテナンス：（有）アールエスファイン
車両：ダラーラF318
エンジン：メルセデスベンツ
