更新日: 2021.08.02 11:11
大工の経験を活かし、創作性あふれるオリジナルパーツでタイム向上を狙う/JAF-F4の魅力を探る
国内で唯一、開発競争があるミドルフォーミュラ『JAF-F4』。とはいえ、どのようなカテゴリーなのか、その実態を詳しく知る方はそう多くないのではないだろうか。auto sport本誌では昨年に引き続き、2021年もJAF-F4の魅力を探る『2021 JAF-F4 PADDOCK NEWS』を掲載する。
JAF-F4はF3とFJ1600の間を埋めるカテゴリーとして1993年に誕生し、20年以上の歴史を持つミドルフォーミュラ。古くは道上龍に始まり、塚越広大、平川亮なども、JAF-F4を経て国内最高峰の舞台へと駆け上がっていったドライバーたちだ。近年でも角田裕毅や牧野任祐、大湯都史樹らがJAF-F4からトップカテゴリーへとステップアップを果たしている。
2021年の第2回目となる『2021 JAF-F4 PADDOCK NEWS Vol.2』では“JAF-F4の規格外オジサン”として、若手をも飲み込む速さを見せるハンマー伊澤に話を聞いた。
大工出身というスキルも活かし、JAF-F4車両へのコンバート&製作を自ら手掛け、『ハンマーレーシング』というレーシングガレージを立ち上げてしまったハンマー伊澤。
「年をとるににつれて、どうしても反射神経や視力は落ちるし、肉体的にはいい方向に行くわけはない」と切り出したハンマー伊澤だが、同時に「自分の能力をまだ出し切っていない」とも答え、自身のドライビングの進化と大工ならではのパーツを製作し、さらなるタイム向上を狙っているという。
創作性あふれる数々のオリジナルパーツの製作や、レース現場で急きょガーニーフラップを作り大幅なタイムアップを果たしたときのエピソードなどについて、詳しくは下記のPDFを読んで頂きたい。