12月26日、鈴鹿サーキットで全日本F3選手権の合同テストがスタートした。1日目は午後1時から3時間の走行が行われ、坪井翔(TEAM TOM’S)がトップタイムをマークした。
2015年もこの時期に行われた全日本F3の合同テスト。昨年は雨のテストとなってしまったが、今季は1日目午後、2日目午前というスケジュールで行われ、1日目となった26日は、走り出しは曇天だったが、次第に晴れ間も見えるようになった。
そんななか、序盤は2016年にレギュラー参戦したドライバーたちを中心に走行が重ねられたが、今季FIA-F4チャンピオンを獲得した宮田莉朋(TEAM TOM’S)をはじめ、小高一斗(TEAM TOM’S)、2012年レッドブル・カートファイト世界王者の澤田真治(B-MAX RACING TEAM)など、多くのFIA-F4ドライバーたちも走行を開始した。
ただ、その後宮田が逆バンクでクラッシュ。「ダウンフォースが大きく攻められる分、どこまで攻められるかを掴みきれなかった」という宮田だが、幸いウイング等の損傷で済み、その後再コースインを果たした。
そんななか、気温も低いこともありタイムも向上。マカオGPから戻った車両で、ゼッケンもそのまま15番をつけて走った坪井が「マカオを走った後なので、鈴鹿が広く感じました」と好調なペースで走行。1分50秒887までタイムを縮め、初日トップタイムをマークした。
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