レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

国内レース他 ニュース

投稿日: 2022.04.24 11:53
更新日: 2022.04.24 19:20

雨中のスーパーフォーミュラ・ライツ第5戦鈴鹿は太田格之進がポール・トゥ・ウインで初優勝

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


国内レース他 | 雨中のスーパーフォーミュラ・ライツ第5戦鈴鹿は太田格之進がポール・トゥ・ウインで初優勝

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5戦は4月24日、三重県の鈴鹿サーキットで12周の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)がウエットのなか初優勝。TOM’S勢の連勝を止めた。2位は小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)、3位は初表彰台の古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)となった。

 この日の鈴鹿サーキットは朝から雨となり、ウエットコンディションで迎えたスーパーフォーミュラ・ライツ第5戦。前日の予選では太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)がポールポジションを獲得し、野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320)が2番手。3番手には第4戦でポール・トゥ・ウインを飾った小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)がつけていた。

 10時50分に切られたフォーメーションラップの後、やや雨脚が強いなかで迎えたスタートでは、2番手スタートの野中が好ダッシュを決め太田に並びかけるが、2コーナーまでの攻防で太田がアウトからトップを守っていく。

 一方、首位浮上はならなかった野中をS字でかわしていったのは3番手スタートの小高。野中は3番手となるが、4番手スタートだった菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)が蹴り出しで遅れ、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)が4番手に。さらにスタートを得意とする平良響(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)が7番手から5番手に浮上。木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が6番手に続いた。

 序盤は水煙もありレースは順位変動がないまま進んでいったが、6周目に2コーナーで12番手を走っていた植田正幸(Rn-Sports 320)がスピン。さらに直後、8番手を走っていた元嶋成弥(Rn-Sports 320)がデグナーでコースアウトを喫し、この車両回収のためにレースはセーフティカーランとなった。

 レースは8周目にリスタートを迎えるが、ここでも順位の変動はなく太田が12周のレースでトップを譲らず、9周目にはファステストラップも獲得。フルマークを達成しスーパーフォーミュラ・ライツでの初優勝を飾った。2位は小高が続いたが、3番手を走っていた野中が9周目のS字でコースアウト。これでひとつ順位を上げた古谷が3位に入り、スーパーフォーミュラ・ライツでの初表彰台を獲得した。

 4位は平良、5位は木村、6位は菅波という結果に。野中は7位でチェッカーを受けたが、レース後コース復帰の際にペナルティが課された。マスタークラスは9位に入った今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が連勝を飾った。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第5戦鈴鹿 決勝結果

Pos. No. Driver Car Engine Laps Grid Time
1 2 太田格之進 HFDP WITH TODA RACING スピースA41 12 1 1’52.045
2 37 小高一斗 Kuo モビリティ中京 TOM’S 320 トムスTAZ31 12 3 1’52.267
3 36 古谷悠河 Deloitte. HTP TOM’S 320 トムスTAZ31 12 6 1’52.415
4 38 平良響 Kuo モビリティ中京 TOM’S 320 トムスTAZ31 12 7 1’52.550
5 1 木村偉織 HFDP WITH B-MAX RACING スピースA41 12 5 1’52.360
6 50 菅波冬悟 Byoubugaura B-MAX Racing 320 スピースA41 12 4 1’52.357
7 63 平木玲次 HELM MOTORSPORTS 320 東名TB14F3 2020 12 9 1’53.867
8 4 今田信宏(M) JMS RACING with B-MAX スピースA41 12 11 1’54.557
9 62 平木湧也 HELM MOTORSPORTS 320 東名TB14F3 2020 12 10 1’54.512
10 30 DRAGON(M) TEAM DRAGON B-MAX 320 スピースA41 12 12 1’55.325
11 11 植田正幸(M) Rn-sports 320 スピースA41 12 13 1’56.222
12 35 野中誠太 PONOS Racing TOM’S 320 トムスTAZ31 12 2 1’52.226
R 10 元嶋成弥 Rn-sports 320 スピースA41 5 8 1’53.358

天候:雨 路面:ウエット
ファステストラップ:太田格之進(HFDP WITH TODA RACING) 2’09.996 9/12
ペナルティ:No.35は、競技結果に30秒加算、ペナルティポイント1点(全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則 第19条2.(危険な走路復帰))

スーパーフォーミュラ・ライツ第5戦のスタートシーン
スーパーフォーミュラ・ライツ第5戦のスタートシーン
セーフティカーランの様子
セーフティカーランの様子
小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)
小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)
太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)
太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)
古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)
古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)
パルクフェルメにはTODA RACINGの先輩である佐藤蓮も太田の祝福に訪れた。
パルクフェルメにはTODA RACINGの先輩である佐藤蓮も太田の祝福に訪れた。
初の3位となった古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)
初の3位となった古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)
第5戦の表彰台
第5戦の表彰台


関連のニュース

本日のレースクイーン

チームマッハ 2024 マッハ車検 アンバサダー
Ai(あい)

国内レース他 Photo Ranking

フォトランキング