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国内レース他 ニュース

投稿日: 2023.05.24 15:12
更新日: 2023.05.24 15:15

スーパー耐久、2023年第2戦富士24時間にグリーン電力を導入。サステナブル社会の実現に寄与

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国内レース他 | スーパー耐久、2023年第2戦富士24時間にグリーン電力を導入。サステナブル社会の実現に寄与

 5月24日、富士スピードウェイおよびENEOS スーパー耐久シリーズを運営するスーパー耐久機構(S.T.O)の運営会社であるケイツープラネットは、2023年第2戦『富士 SUPER TEC 24時間レース』におけるCO2(二酸化炭素)削減に貢献するため、ENEOSとグリーン電力証書に関する契約を締結したと発表した。

 5月26〜28日に静岡県の富士スピードウェイで開催される富士24時間には、自動車メーカーの開発車両がエントリーできるST-Qクラスにカーボンニュートラルフューエル(CNF)を使用する車両が参戦するなど、カーボンニュートラルの実現に向け、モータースポーツの現場からサステナブルな社会への貢献を目指すメーカーも多く参加する。

 富士スピードウェイおよび、スーパー耐久機構の運営会社であるケイツープラネットの2社は、そのサステナブル社会の実現に寄与するための取り組みの一環として、富士24時間における使用電力量に相当する4万kWhのグリーン電力証書を、シリーズの冠スポンサーでもあるENEOSから購入することを決定した。

 グリーン電力証書とは、再生可能エネルギーにより発電された電力(グリーン電力)の『環境価値』を証書化したもので、このグリーン電力証書を保有することにより、使用した電気が再生可能エネルギーによって発電されたものとみなされる。今回富士スピードウェイとケイツープラネットの2社は4万kWhのグリーン電力証書を購入したことにより、CO2の排出量を約18.28t削減することになるという。

 なおENEOSは、日本トップクラスの再生可能エネルギー発電容量を保有しており、富士24時間に風力発電所由来のグリーン電力証書を提供することで、サステナブルな大会運営をサポートしていく。

 富士スピードウェイ、スーパー耐久機構、ENEOSは、今回の契約締結に「カーボンニュートラルに向けた取り組みを推進することで、脱炭素社会の実現へ貢献してまいります」としている。

グリーン電力を示す『GREEN POWER』のロゴ
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