2017年F1第12戦ベルギーGPのフリー走行3回目が8月26日(土)に行われフェラーリのキミ・ライコネンがトップタイムをマークした。
現地時間11時から行われたFP3は、コース上にウエットパッチが残るコンディションでスタートした。
各車はまずインターミディエイトタイヤでコースイン。しかし、すぐにコンディションが改善し、全車ドライタイヤでの走行となる。
18分経過時点でルイス・ハミルトンが1分45秒480をマーク。キミ・ライコネンが1分45秒583で2番手につけた。
セッション中盤、ライコネンがスーパーソフトタイヤで1分45秒422をマークしトップ、2番手にセバスチャン・ベッテルがつく。
フェルナンド・アロンソはスーパーソフトで7番手。チームメイトのストフェル・バンドーンはウルトラソフトでアタックするも、1分50秒224で19番手タイム。
セッション開始35分が過ぎ、ケメルストレートでダニール・クビアトのマシンがパワーを失いストップ。クビアトは「ロストパワー」と無線で伝えながらコース外にマシンを止め、直後にマシン後方から出火するも、すぐにマーシャルが対応し火は消し止められた。
セッション後半、各車ウルトラソフトタイヤでアタックを開始。ダニエル・リカルドが1分45秒286でトップに立つ。するとライコネンがコースレコードとなる1分43秒916をマークしトップを奪った。ベッテルも2番手に付け、フェラーリが1-2態勢を築く。
このままライコネンのタイムを更新するドライバーは現れず、2番手はベッテル、3番手にハミルトン、4番手マックス・フェルスタッペン、5番手バルテリ・ボッタスという結果に。
マクラーレン・ホンダのアロンソは10番手、バンドーンは14番手となった。
Pos. |
No. |
Driver |
Team |
Time |
Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | K.ライコネン | フェラーリ | 1’43.916 | 17 |
2 | 5 | S.ベッテル | フェラーリ | 1’44.113 | 15 |
3 | 44 | L.ハミルトン | メルセデス | 1’44.114 | 11 |
4 | 33 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1’45.034 | 13 |
5 | 77 | V.ボッタス | メルセデス | 1’45.230 | 18 |
6 | 3 | D.リカルド | レッドブル | 1’45.286 | 18 |
7 | 30 | J.パーマー | ルノー | 1’45.491 | 11 |
8 | 11 | S.ペレス | Fインディア | 1’45.857 | 14 |
9 | 55 | C.サインツJr. | トロロッソ | 1’45.942 | 18 |
10 | 14 | F.アロンソ | マクラーレン | 1’46.060 | 12 |
11 | 27 | N.ヒュルケンベルグ | ルノー | 1’46.064 | 11 |
12 | 31 | E.オコン | Fインディア | 1’46.179 | 14 |
13 | 8 | R.グロージャン | ハース | 1’46.196 | 14 |
14 | 2 | S.バンドーン | マクラーレン | 1’46.300 | 14 |
15 | 18 | L.ストロール | ウイリアムズ | 1’46.620 | 18 |
16 | 19 | F.マッサ | ウイリアムズ | 1’46.667 | 22 |
17 | 20 | K.マグヌッセン | ハース | 1’46.690 | 13 |
18 | 26 | D.クビアト | トロロッソ | 1’47.903 | 7 |
19 | 94 | P.ウェーレイン | ザウバー | 1’48.296 | 17 |
20 | 9 | M.エリクソン | ザウバー | 1’48.300 | 6 |