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F1 ニュース

投稿日: 2018.02.24 07:00
更新日: 2018.02.24 10:15

ウイリアムズの技術部門責任者が語る、2018年F1マシン開発の“カギ”とは

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F1 | ウイリアムズの技術部門責任者が語る、2018年F1マシン開発の“カギ”とは

「その結果、今年の新車はこのようなものになった。これが2018年のレギュレーションで許される、ギリギリのサイズだ。まだフィンらしい形状は保っているが、だいぶ切り詰められた」

「Tウイングは違法になったので、取り付けることはできない。ただ、ずっと低いところにギアボックスウイングを設けた。昨年、この手のものを使ったのは私たちが最初だった。いわばロワTウイングのようなものだ」

ウイリアムズFW41に搭載されている“ロワTウイング”

「これは今年のクルマでも維持した。私の想像では、他のチームの多くが、この部分に同様のウイングを取り付けてくると思う」

「これと近い場所にあった、排気管の直後の小さなウイング、いわゆるモンキーシートウイングも今年は使えない。これについては、多少なりとも排気流を利用しているというのが、禁止された理由だ」

排気流を利用した空力パーツ“モンキーシート”は今年から禁止となる

「2011年から2013年までの、ブローディフューザーの時代を憶えている人は多いだろう。個人的には、なかなかエキサイティングな時期だったと思うが、あの技術は禁止されて、一度は過去のものになった」
 
「ところが、興味深いことに、それが2017年に復活してきた。発揮する効果は以前よりはるかに小さかったものの、やはり排気流が空力に及ぼす影響は極力減らすという方針から、モンキーシートは禁止されることになった」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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