F1第3戦中国GPの予選でトップ10入りを果たしたドライバーたちが、予選の戦いを語った。
ルイス・ハミルトン 予選＝1位
「僕にとって中国はやはりゲンがいい場所だね。他のサーキットより僕のスタイルに合っているみたいで、走っていて楽しいんだ。それにスタンドにはたくさんのフラッグが揺れていて、本当に毎年熱心に応援してもらっているのが分かる。今日はマシンの感触がすごくよかった。マレーシアの後、ファクトリーの皆が改善できるエリアを探して一歩前進するために努力してくれたおかげだよ。前回のレースは完全に順調とはいえなかったけれど、今週末はここまで問題なくすべてをきちんとこなしている。チームの皆に感謝したい。明日もこの調子を維持したいね。長いレースになるし、フェラーリはここでもすごく速い。だからまだ目的達成までの道のりは遠い」
ニコ・ロズベルグ 予選＝2位
「今日の結果は悔しい。たった0.04秒差だからね。終盤にいいラップを走ったけれど、後から考えるとそれっぽっちのタイムならどこかで見つけられたはずだ。でも今となっては何も変えられない。明日に向けて自信を失ってはいないよ。ずっとレースペースを重視してセットアップを仕上げてきたし、明日はタイヤが決定的なファクターになることは分かっている。だから前のルイス（・ハミルトン）にプレッシャーをかけ続けていきたい。（今回のグランプリではデグラデーションが高いため）たくさんのチャンスがある。メルボルンではタイヤのデグラデーションがなく戦略の選択肢がひとつだけだったから、僕には（ハミルトンの前に出る）チャンスはなかった。でも明日は可能性が十分あると思う」
