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F1 ニュース

投稿日: 2019.05.29 12:32
更新日: 2019.05.29 14:29

F1カナダGPのタイヤ選択が明らかに。フェラーリ勢はミディアムを5セット用意する戦略に

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F1 | F1カナダGPのタイヤ選択が明らかに。フェラーリ勢はミディアムを5セット用意する戦略に

 F1タイヤサプライヤーのピレリが、2019年第7戦カナダGPに向けて各ドライバーが選択したタイヤコンパウンドの内訳を発表した。

 モントリオールのジル・ヴィルヌーブ・サーキットを舞台に行われるカナダGPに向けたピレリの選択は、予想通り、最も柔らかい3種類のタイヤを持ち込むというものとなった。最も硬いハードタイヤ(ホワイト)がC3、中間のミディアムタイヤ(イエロー)がC4、そして最も柔らかいソフトタイヤ(レッド)がC5となっている。

 第6戦モナコGPで開幕から6連勝を飾ったメルセデスは、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスがそれぞれソフトタイヤを8セット選択。そのほか、ハミルトンはハードタイヤが1セット、ミディアムタイヤが4セットとなっているが、ボッタスはハードタイヤが2セット、ミディアムタイヤが3セットとなっている。

 フェラーリとレッドブル・ホンダは、ソフトタイヤを7セット持ち込むことになっている。フェラーリ勢はハードタイヤを1セット、ミディアムタイヤを5セット持ち込む保守的な戦略を採った。一方レッドブル・ホンダ勢はハードタイヤを2セット、ミディアムタイヤを4セット選択した。

 トロロッソ・ホンダはソフトタイヤが8セット、ミディアムタイヤが4セット、ハードタイヤが1セットと、ダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンが同じ選択をしている。

 またマクラーレン、レーシングポイント、アルファロメオはソフトタイヤを最多となる9セット持ち込むつもりだ。一方でウイリアムズのジョージ・ラッセルはただひとり、ハードタイヤを3セット選択した。

 なお、フェラーリとレッドブル・ホンダは5月28日(火)と29日(水)にフランスのポール・リカールでピレリのタイヤテストを行うことになっている。このテストにはフェラーリからセバスチャン・ベッテル、シャルル・ルクレールが、レッドブル・ホンダからはマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーがそれぞれ参加し、2020年のウエットタイヤをテストするとのことだ。

2019年F1第7戦カナダGP 全ドライバーのタイヤ選択
2019年F1第7戦カナダGP 全ドライバーのタイヤ選択


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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