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投稿日: 2019.06.19 12:29
更新日: 2020.09.08 16:47

“POWERED by HONDA”が今のF1では使われないのはどうして?/ホンダF1の山本MDに聞いてみよう【ブログ】

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Blog | “POWERED by HONDA”が今のF1では使われないのはどうして?/ホンダF1の山本MDに聞いてみよう【ブログ】

 F1ブログ「Shots!」を連載している熱田護カメラマンが、ホンダの山本雅史F1マネージングディレクターに読者からの質問を届ける特別企画。素朴な疑問から人生相談までなんでもござれ(たぶん!)。さて、今回はどんな質問に応えてもらえるのでしょうか。

第1回の質問はこちらから
第2回の質問はこちらから
第3回の質問はこちらから

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読者:上田さんからの質問
──山本さんを含め、ホンダスタッフのみなさんはどのようなスケジュールで動いているのでしょうか? 例えばレース週末、現地に入るのはいつで、レース後、日本に戻ってくるのはいつになりますか?

山本雅史F1マネージングディレクター(以下、山本MD):僕は決まっていないんです。しかし通常のスタッフは決まっていて、一番早いのはメカニックたちです。彼らは(レース週末1週間前の)日曜日に現地に入って、月曜日からサーキットで作業を開始します。僕は早い場合には、木曜日に現地着で午後からサーキットに入ります。

 帰りはレース後の日曜日の夜、もしくは月曜日のなるべく早い時間に帰るようにしています。そして、日本に着いてそのまま空港から会社に行くこともあります。

 しかし、去年に比べて今年はF1専任になったので忙しさは減ったので、好きなゴルフでも再開しようかなとも考えていますね。

読者:もとさんからの質問
──仕事の都合上、毎日同じ家で家族と過ごすことは、一般の人たちより少ないのではないかと思います。山本さんが家庭のマネージメントで重視していることはありますか?

山本MD:モータースポーツの仕事をやると家に居ない時間が多いです。特にF1など海外に出掛けると、なおさら家に居ませんよね。ですから、普段から心がけていることは、家にいる時間は妻との時間を増やしたりとか、家族で食事に行ったり、家族で出掛けることを意識しています。

 しかし、僕はホンダとして勝つための情熱が自分を動かしているタイプの人間なので、仕事モードになった時はやりきりたいという使命感が大きくなってしまうんですよね。あとは、ホンダファンの人たちが喜んでくれる、もっとこうすれば喜んでもらえるかなと思いついた時は、やはり体が動いてしまいます。ですから、それはもうしょうがないので、オンとオフをしっかり分けて過ごすようにしています。

読者:ショウタッペンさんからの質問
──山本さんはアイルトン・セナと会ったこと、または何か関わった事がありますか?

山本MD:セナがホンダに表敬訪問で来社したとき、会社のパレードでお会いしたことがあります。実は妻がそのパレードの車を運転していたんですよ! 質問には関係ないですけど(笑)。

 あと、そのとき持っていたカートライセンスの裏にセナのサインを貰いました、これはいまでも宝物です。

──アストンマーチンとレッドブルのように、ホンダとレッドブルでの共同開発スポーツカーの計画などないのでしょうか?

山本MD:現在はありません。が、面白いとは思いますけど……。


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