さてお次は第9戦オーストリアGP。
標高700メートルと聞くだけで、息苦しくなるレッドブル・リンクでございます、が……。
いやあ興奮しましたね、感動しましたね。
いきなり結果から書き始めますが、まだ昨晩の興奮が残っているからしかたがないのよ。
レッドブル・ホンダのフェルスタッペンさんが、優勝してしまいましたよ!
ルクレールさんとの審議結果がでるまでは、優勝(仮)の状態ではございましたが、興奮しすぎて寝れそうもないので、審議の結果がでるのを待つことにいたしました。
だってこの喜びを、世界中と分かち合いたい。
そんなわたしの気持ちをもてあそぶ、フェイクニュースの憎らしさよ……。(※5秒ペナルティの嘘情報)
この様子だと、ロバート・クビサさんのドライバー・オブ・ザ・デーも、もしかしてフェイクかもと疑っておりましたら、翌日エラーと判明。まさかフェイクより、後味が悪くなるなんて。
そのオーストリアGP。
前回の、どこまでもセーフティなポール・リカール・サーキットと違い、レッドブル・リンクの厳しさはんぱない。
特に縁石が凶暴すぎる! “俺(縁石)に乗ると怪我するぜ”
フリー走行ではニコヒュルさんに去年のウイナーのタッペンさん、バルテリ・ボッタスさんも縁石の餌食に。ベッテルさんもあわやの横向き滑りでございます。
さすがセーフティカー出動率が高いというのも、うなずけますな。
Small mistakes, big consequences…
Will the conditions challenge the big guns again on Saturday? #AustrianGP ?? #F1 pic.twitter.com/G8K9NnVl2L
— Formula 1 (@F1) June 29, 2019
これで本番どうなっちゃうのと心配いたしましたが、予選決勝ともに、あれ? 案外大丈夫でしたね。
F1ドライバーの学習能力の高さも、はんぱない。
予選Q1では、ハミルトンさんに妨害されたライコさん。中指を立てたようにも見えましたが、目視できない速さでした。
「飛行機が飛んでいたから」とのことでしたが、そうそう、飛行機は中指でさすよねぇって、それどこの文化。
おかげさまで、グリッドキッズの女の子にも「飛行機飛んでるよ」と遊んでもらえる始末でございます。
気温が高いとソフトがタレるとおっしゃられておりますが、フェラーリ勢はQ2ソフト選択でございました。
もちろんアルファロメオズも、追従しておられます。
そうよわたしは、上位陣とは戦えないクルマなら、11番手狙いでいいと思ってしまう、志の低い女。
ライコさんもジョビさんも、Q2に残ってしまったので、決勝はソフトスタートでございまして。
ソフトからハードへの1ストップでしょうか。ハードでどれだけ走れるのかな……。
そういえば、フリー走行のフェラーリさん、ハード試していましたねぇ。
みなさんが様子見のなか、のびのびと走るQ3のアルファロメオズ。
どうして誰もでてこないの? サーキットを独り占め(ふたり)だよ?
と思っておりましたならば、メルセデスがでてきた途端に数珠つなぎに。
これぞジェットストリームアタック!(※スリップストリームです)
だがしかし、フェラーリのベッテルさん、Q3はガレージに入ったままですよ。
どうしたの、なにがあったの。
不穏な空気漂うベッテルさんとは対照的に、ルクレールさん絶好調でポール!
ライコさんは、奇数のうえにカーナンバーと同じラッキー7、ラッキー7でございますよ!
と自分を奮い立たせておりましたが、後に6番手にあげていただきました。わあい偶数。
フロントロウのハミさんは、ライコさんに中指を立てられたおかげさまで、3グリット降格とあいなりました。