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F1 ニュース

投稿日: 2019.09.25 17:06

グランプリのうわさ話:「まったくのたわ言」とドライバーから酷評、リバースグリッド方式の予選レース案

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F1 | グランプリのうわさ話:「まったくのたわ言」とドライバーから酷評、リバースグリッド方式の予選レース案

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 2020年に3つのグランプリで導入することが検討されていたプランが廃案になるようだ。これは土曜日の予選レースを、その時点でのドライバーズランキングに基づいてリバースグリッド方式でスタートさせるというもので、ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルを中心にドライバーたちから非常に厳しい批判の声が上がったことを受けての判断だという。

 現世界チャンピオンのハミルトンが「これを提案した人たちは、自分が何を言っているのかまったく分かっていないのではないか」と語り、ベッテルはさらに容赦がなかった。

「正直に言って、まったくのたわ言としか思えない。改善したいのであれば、コース上での競り合いを増やして、より良いレースができるようにしなければならないのは明白だ。この案はその場しのぎに過ぎない。どこの天才が思いついたのかは知らないが、これでは解決策にならない。完全に誤ったアプローチだ」

 こうした見解を踏まえて、メルセデスF1チーム代表のトト・ウォルフは「ドライバーたちが論点を明確に主張している以上、この案はもう死んだも同然だ。来年や将来の予選レースで実行に移されることはないだろう」と述べた。

続きはF1速報WEBで掲載中

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