レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2020.01.29 17:55

グランプリのうわさ話:感染が拡大する新型コロナウイルス。中国政府の判断次第でF1レース中止も

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | グランプリのうわさ話:感染が拡大する新型コロナウイルス。中国政府の判断次第でF1レース中止も

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

・・・・・・・・・・

 4月に開催が予定されているF1中国GPについては、中国当局による新型コロナウイルスのできるかぎり早い封じ込めと、これ以上全土に拡大しないという保証が出ないかぎり、中止になる可能性も高まっている。1月28日時点で106人が死亡し、約4500人がウイルスに感染したとされるが、これはあくまで公式発表で、中国国内ではすでに9万人が感染したとの報道も出ている。

 人の移動自体が大きなリスク要因であり、ウイルスの発生源でその後急速に感染拡大した中国にこれから入国することは、もはや正気の沙汰とは思えない。しかしFIAは現時点でレース中止の可能性を示唆しておらず、フォーミュラワン・マネジメント(FOM)も4200万ユーロ(約50億5100万円)に上る開催料を失いたくないと考えているとすれば、グランプリを止めるには各チームから働きかける以外に手立てがないようにみえる。

 ただし最も可能性が高い展開は、中国政府自身が、ウイルス封じ込めに成功するまではすべてのスポーツイベントを中止すると決断することだ。現在政府は、この問題が世界規模のパンデミック(感染爆発)に発展してしまう前に解決しようと躍起になっている。

続きはF1速報WEBで掲載中

■古巣へと戻ってきたパット・フライ
 パット・フライがルノーF1のシャシーテクニカルディレクターに任命された。これは、長期間のガーデニング休暇に入っていたフライを無償で獲得すべく、チームがマクラーレンF1とのあいだで合意に達したためだ。
■サーキット建設が望み薄となったフロリダ
 フロリダ州のマイアミ-デイド郡政委員会が、グランプリレース用仮設サーキットの建設受け入れ可否を決める投票の実施をまたも延期した。フロリダでF1が開催される可能性は、これでさらに低くなったといえる。


関連のニュース