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F1 ニュース

投稿日: 2021.09.03 23:47
更新日: 2021.09.04 00:09

オランダGP FP2:2度の赤旗中断も初日はフェラーリが1-2。角田は13番手、ハミルトンにPUトラブル

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F1 | オランダGP FP2:2度の赤旗中断も初日はフェラーリが1-2。角田は13番手、ハミルトンにPUトラブル

 2021年F1第13戦オランダGPのフリー走行2回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは5番手、セルジオ・ペレスは12番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは7番手、角田裕毅は13番手となっている。

 オランダGP初日は、午後も快晴。FP2開始時の現地時間午後3時の時点で、気温20度、路面温度は33度まで上昇した。風も陸地側の東寄りに変わっている。直前のFIA-F3予選が赤旗中断で終了が遅れたこともあって、セッションは5分遅れのスタートとなった。FP1でほとんど走れなかった角田は、その遅れを取り戻すべく真っ先にコースへ出て行った。

 開始後5分に波乱が起きる。ルイス・ハミルトン(メルセデス)が「パワーがない」と言いながらコース脇にマシンを止めた。これでセッションは8分間の赤旗中断となった。その間にFP1でエンジントラブルに見舞われたセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)のパワーユニット交換も完了し、再開後すぐにコースに復帰した。それにしても初日だけでメルセデス製パワーユニットが2基トラブルに見舞われるという予想外のスタートだ。

 セッション中盤近く、バルテリ・ボッタス(メルセデス)やエステバン・オコン(アルピーヌ)がソフトに履き替え、1分11秒074の最速タイムを叩き出す。ボッタスも自己ベストを更新するものの、オコンをしのぐことはできない。

 開始後30分、ニキータ・マゼピン(ハース)がターン11の立ち上がりでスピンを喫し、グラベルに突っ込んで立ち往生。これで2回目の赤旗中断となり、ロングランを始めつつあった各車は出鼻をくじかれてしまう。それでもマシンはすぐに排除され、5分後にセッションは再開する。

 フェルスタッペンが地元の意地でトップタイムを狙うものの、オコン、ボッタスに次ぐ3番手が精いっぱいだ。その後ルクレールが1分10秒902の最速タイム、さらにカルロス・サインツも1分11秒056で2番手に付け、フェラーリが1-2を構築した。

 その後は多くのマシンがソフトでのロングランに移り、レッドブル・ホンダの2台が安定して1分14秒台のペースで周回を重ねた。とはいえ周回数は十分でなく、各車のロングランペースの見極めはかなり難しいところだ。

 このセッショントップはルクレール、2番手サインツ、3番手オコン、4番手ボッタス、5番手フェルスタッペン、そして6番手にはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がつけた。ガスリーは7番手、ペレスは12番手、角田は13番手で初日を終えた。

エステバン・オコン(アルピーヌ)
2021年F1第13戦オランダGP エステバン・オコン(アルピーヌ)
バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2021年F1第13戦オランダGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)
マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2021年F1第13戦オランダGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
ランド・ノリス(マクラーレン)
2021年F1第13戦オランダGP ランド・ノリス(マクラーレン)
アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
2021年F1第13戦オランダGP アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第13戦オランダGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)


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