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投稿日: 2020.04.27 14:20
更新日: 2020.04.27 17:20

グラベル&舗装路一体のツインサーキット誕生。クラウドファンディングで、女性や家族連れも観戦しやすい施設目指す

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インフォメーション | グラベル&舗装路一体のツインサーキット誕生。クラウドファンディングで、女性や家族連れも観戦しやすい施設目指す

 2020年3月、栃木県那須塩原市に完成したばかりの『GR Garage 宇都宮つくるま工房 つくるまサーキット那須』。同サーキットを運営するサンライズサーキットは、モータースポーツをもっと身近な存在にしたいという考えの下、女性や家族連れが観戦しやすいサーキットとなることを目指し、施設拡充のためのクラウドファンディングをスタートさせている。

 地元のトヨタカローラ栃木が獲得したネーミングライツによって『GR Garage 宇都宮つくるま工房 つくるまサーキット那須』と呼ばれるサンライズサーキットは、ターマック(舗装路)とグラベル(未舗装路)のコースが一体化した、まったく新しい形のサーキットとして今年3月に誕生した“ツインサーキット”だ。

 その前身は関東地方最大のダートコース『丸和オートランド那須』であり、全日本ダートトライアル選手権を13年にわたって開催してきた歴史を持つ。

 そんなサンライズサーキットは、ジムカーナ、ダートトライアル、ドリフト、タイムアタック、そして欧米で人気の競技“ラリークロス”が開催できるようコースの全面改修を実施。

 ターマックの間のグラベルもコースとして使用できる独特なレイアウトのサーキットを作るにあたっては、すべてのドライバーが「ここでしか楽しめないことをするために来る」ことをテーマに、レイアウト決定に知恵を絞ったといい、山野哲也などさまざまなドライバーの意見もコース設計に取り入れているという。

 今回のクラウドファンディングを通じて、コース内の安全性を高めるための信号機設置も検討しているサンライズサーキットだが、その一番の目的は観光で近くを訪れた方がサーキットに立ち寄り、気軽に観戦ができる景色づくりとしている。

 これを実現させるため、クラウドファンディングによって得られた資金は女性も安心して使える水洗トイレや更衣室の設置、屋根付き観客席、ギャラリー駐車場の整備、インターネット配信設備などに使用される予定だ。

 販売される商品は、クラブハウス内壁や、丸和オートランドの名物樹であった一本モミの木を使った記念オブジェに氏名を記載する権利をはじめ、サーキット走行がリーズナブルな価格で楽しめるタンブラー付きのお得な走行券、ジャンプ台命名権の他、独自のカラーリングや足回りのチューニングを施す世界に一つだけのヴィッツなどが用意されている。

 それぞれの商品の価格、詳細はクラウドファンディングのプロジェクト紹介ページ(https://crowdfunding.sun-a.com/projects/sunrise-circuit?site=sanei)をチェックしてほしい。


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